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2024年5月23日

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「100円ショップ」市場が初めて1兆円を突破!急成長の理由と今後の課題

「100円ショップ」業界調査(2023年度)「100均」市場、初の1兆円突破 ~「節約志向」取り込み成長 店舗は10年で1.5倍 ~(帝国データバンク)

物価の上昇により消費者の節約意識が高まる中、手頃な価格で生活必需品や日用品を提供する100円ショップの売り上げが大きく伸び、2023年度には市場規模が初めて1兆円を超えました。この成長の背景には、幅広い商品ラインナップと高い商品力があり、さまざまな顧客層を引きつける力が大きく寄与しています。

しかし、急激に進む円安が影響し、100円という価格を維持することが難しくなっています。多くの商品が海外で生産されており、円安により輸入コストや原材料費が上昇しています。この結果、一部の商品では採算が悪化し、従来の仕様での生産が困難になるケースも見られます。このため、各社は利益を確保するために300円から500円の商品ラインナップを拡充しています。しかし、100円商品を支持してきた顧客層にはこれら中高価格帯の商品を訴求することが難しく、課題が残ります。今後も100円商品を中心に展開するのか、300円以上の商品ラインナップを拡充するのか、企業は難しい判断を迫られています。

2023年度の調査では、以下のような結果が明らかになりました。まず、急激な円安が100円ビジネスに大きな試練をもたらしており、100円という価格を維持するか、300円以上の商品にシフトするか、企業は厳しい選択を迫られています。次に、100円ショップ市場は初めて1兆円を突破し、節約志向を取り込んで成長を続けています。さらに、300円ショップの店舗数が過去5年間で約2.8倍に増加し、手頃な価格帯の商品が支持を集めています。

このように、100円ショップ業界は節約志向の高まりによる成長の恩恵を受けつつも、円安の影響で価格戦略の見直しを迫られています。今後も多様な顧客層に対応するための柔軟な戦略が求められるでしょう。

⇒ 詳しくは帝国データバンクのWEBサイトへ