労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 令和6年2月の国内定期航空旅客数817万人、前年同月比6.8%増加!座席利用率は77.5%に到達

2024年5月8日

労務・人事ニュース

令和6年2月の国内定期航空旅客数817万人、前年同月比6.8%増加!座席利用率は77.5%に到達

航空輸送統計速報(令和6年2月分)(国交省)

令和6年2月の日本国内及び国際の航空輸送統計に関する最新の速報が公表されました。国内外の空の旅と貨物輸送の動向が明らかになり、航空産業の現状が浮き彫りにされています。

国内の定期航空では、旅客輸送量は約817万人に上り、前年同月と比べて6.8%の増加を見せました。同様に旅客キロも7,794万キロに達し、6.7%の増加が記録されました。この伸びは2019年同月比で見ても7.2%の増となっており、国内旅行の回復傾向が感じられます。また、座席利用率は77.5%と堅調でした。

貨物輸送の面では、国内の輸送量は約42,434トン、前年同月比で2.9%の増加を達成しました。トンキロで見ると45,689千トンキロとなり、こちらも前年比で3.1%増加しています。この数字から国内経済の動向を見ることができ、貨物輸送の需要が依然として高いことが伺えます。

一方、国際航空に目を向けると、旅客輸送量は前年同月比で52.6%の大幅増となる1,520千人を記録しました。人キロでは7,192万キロに達し、34.5%の増加がありました。ただし、これらの数値は2019年同月比では逆に減少しており、国際線の完全な回復にはまだ時間がかかることを示唆しています。座席利用率も76.0%となっています。

国際線の貨物輸送では、約101,151トンを記録しており、トンベースでの前年同月比は4.8%の減少を見せています。しかし、トンキロベースでは601,522千トンキロとほぼ横ばいを保っており、国際貨物輸送の安定感を保っています。

これらのデータは、航空輸送の現状とその動向を把握するための貴重な情報源となります。国内外の経済活動と深く関連している航空輸送の数値を追うことで、今後の経済予測や政策立案に役立つ洞察が得られるでしょう。航空業界の一層の発展と、それに伴う国内外の経済環境の改善に期待が寄せられます。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ