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2024年3月25日

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国産ジビエの新たな地平 糸島ジビエ工房とMOMIJIの認定

国産ジビエ認証施設の第37号(糸島ジビエ工房)及び第38号(MOMIJI)認証(農水省)

日本国内のジビエ業界において、最近、注目すべき進展がありました。糸島ジビエ工房(福岡県)とMOMIJI(岩手県)が、国産ジビエ認証施設として新たに認定されました。これにより、これらの施設はそれぞれ第37号、第38号の認定を受け、国内でのジビエの安全性と品質を保証する体制がさらに強化されました。

糸島ジビエ工房は、株式会社tracksが運営し、主にシカとイノシシを取り扱っています。同施設は、地域資源を生かしたジビエの提供に努め、多様な製品を全国の消費者に届けています。例えば、イノシシの丸焼きや無添加ソーセージなど、様々な加工品を販売しており、地域イベントや自社サイトでの販売も行っています。

一方、MOMIJIは、兼澤幸男氏が率いる企業で、特にシカを専門に扱っています。こちらの施設では、「MOMIJIプレミアム」と「MOMIJIレギュラー」という独自の品質基準を設け、厳選されたジビエを提供しています。MOMIJIは、食肉の処理工程を細分化し、衛生管理を徹底しており、品質の高いジビエを製造しています。

このようにして、両施設は国内でのジビエ文化の発展と普及に貢献しており、消費者に安全で美味しいジビエを届けることに力を入れています。今回の認証は、これらの施設が国の厳しい基準を満たしていることを証明し、消費者への信頼をさらに深めるものとなりました。

糸島ジビエ工房とMOMIJIの取り組みは、地域資源の活用と狩猟文化の継承に焦点を当てています。これらの施設では、ジビエの魅力を伝え、地域経済の活性化にも貢献しています。国産ジビエ認証制度を通じて、安全で品質の高いジビエの提供が可能となり、消費者は安心してジビエを楽しむことができるようになりました。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ