2024年9月5日
労務・人事ニュース
日南町、家庭用発電設備導入支援!太陽光や蓄電池で最大20万円の補助
令和6年 日南町家庭用発電設備等導入推進補助金
日南町は、持続可能なエネルギー利用を推進するため、家庭用発電設備の導入を支援する「日南町家庭用発電設備等導入推進補助金」を実施しています。この補助金は、家庭用太陽光発電システム、蓄電池、燃料電池、太陽熱利用機器、木質バイオマス熱利用機器など、環境に配慮した設備を導入する住民に対して経済的な支援を提供するものです。
町では、特に自然エネルギーの活用を促進するため、平成30年4月から「太陽熱利用機器」と「木質バイオマス熱利用機器」に対する補助金の増額を行っています。さらに、令和元年7月からは、既に設置されている太陽光発電システムに蓄電池を後付けで導入する場合も補助の対象とすることで、エネルギーの自給自足をより実現しやすい環境を整えています。
補助金の対象となるのは、自ら居住する日南町内の住宅にこれらの設備を設置する方です。太陽光発電設備に関しては、1件あたりの太陽電池の最大出力が10キロワット未満のシステムが対象となり、設置にかかる経費の一部を補助します。蓄電池に関しては、蓄電容量が1kWh以上のシステムであり、日本工業規格や国際規格に適合していることが条件です。また、電気自動車等への充電設備の設置も補助対象となり、こちらも太陽光発電システムと連携する必要があります。
補助金の金額について、太陽光発電設備には1kWあたり70,000円、4kWを上限とし、設置経費が一定額を超える場合には追加の助成が行われます。蓄電池などの導入に関しては、システム導入に要する経費の3分の1、上限20万円まで補助されます。
補助金申請には、設置工事着手前の写真や納税状況の確認同意書、施工予定調書などの提出が必要です。また、補助金を受け取った後には、設備の設置完了後の写真や領収書の写しなどを添付して実績報告を行う必要があります。さらに、太陽光発電システムを設置した月の翌月から1年間分の発生電力量や買電電力量の定期報告が求められています。
燃料電池や太陽熱利用機器、木質バイオマス熱利用機器の設置に対する補助金も同様に提供されており、これらのシステムを導入する経費の一部が補助されます。例えば、燃料電池システムには導入経費の10分の1、上限18万円までの補助が、太陽熱利用機器には5分の1、上限7万円までの補助が、それぞれ支給されます。木質バイオマス熱利用機器については、導入経費の半額、上限18万円まで補助が適用されます。
補助金申請に関する詳細な情報や提出書類については、日南町の公式ウェブサイトや該当するPDFファイルで確認できます。補助金の申請期限や必要書類の提出漏れがないよう、注意が必要です。
この補助金制度を利用することで、環境に優しいエネルギーを取り入れ、地域社会に貢献するとともに、エネルギーコストの削減を図ることが可能です。日南町の住民の皆様には、ぜひこの機会を活用して持続可能な生活を実現していただきたいと思います。
⇒ 詳しくは日南町のWEBサイトへ