2024年9月3日
労務・人事ニュース
日本特集「Focus on Japan」初開催、ベネチア映画祭で日本映画とXR技術を世界へ発信
- 「駅チカ」/准看護師・正看護師/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年3月24日 22:31
- 「車通勤OK」/准看護師・正看護師/介護施設
最終更新: 2025年3月24日 22:32
- 「土日祝休み」/准看護師/介護施設/夜勤なし
最終更新: 2025年3月24日 22:32
- 「高給与」/准看護師・正看護師/介護施設/駅から近くて通いやすい
最終更新: 2025年3月24日 22:31
ベネチア国際映画祭併催マーケットにて日本特集「Focus on Japan」実施 ―イマーシブ分野を含む日本コンテンツ産業の海外展開を後押し―(JETRO)
日本貿易振興機構(ジェトロ)は、第81回ベネチア国際映画祭の併催マーケット「ベニス・プロダクション・ブリッジ(Venice Production Bridge, VPB)」において、日本を特集する「Focus on Japan」を実施します。これは2024年8月29日から9月3日にかけて開催されるもので、VPBで日本が特集されるのは今回が初めてとなります。
この「Focus on Japan」では、日本の企業が映画業界における国際的なネットワークを拡大し、日本の映像コンテンツを世界に向けて発信するための支援が行われます。具体的には、VPB内の各部門における日本企業の参加をサポートし、さらに「ベニス・イマーシブ・マーケット」への出展や、日本の映画やイマーシブ技術に関するパネルセッションの開催が予定されています。
「Focus on Japan」の主要な活動としては、以下のような内容が含まれます。まず、XR映画を中心とした「ベニス・イマーシブ・マーケット」において、日本のXR/VRコンテンツを体験できる展示が行われます。ここでは、ジェトロが運営するオンラインマッチングプラットフォーム「Japan Street」の紹介も行われ、参加企業が国際的なビジネスパートナーと接点を持つ機会が提供されます。
また、日本の映画業界の現状や可能性を探るパネルセッションも開催されます。例えば、「Exploring the Global Potential and Excellence of Japanese Feature Films」というセッションでは、日本映画の国際展開や共同製作の可能性について討議される予定です。このセッションには、映画製作者や配給会社、映画上映関係者が登壇し、日本映画の魅力を世界に向けて発信します。
さらに、Beyond the Frame Festivalとの共催で開催される「Cutting-edge Japanese Immersive Film Production」では、日本のXR分野での最新のクリエーションを紹介します。このセッションには、日本初のXR作品に特化した国際映画祭であるBeyond the Frame Festivalの関係者が登壇し、日本の先進的な映像技術とその国際的な評価について議論されます。
加えて、ベネチア国際映画祭のイマーシブ・コンペティション部門に選出された日本作品のクリエイターたちを招いたトークイベントや、VIPOとの連携による海外映画製作者とのネットワーキングランチ「ジャパン・ランチ」も行われます。これらのイベントを通じて、日本の映像作品や技術の国際的な認知度がさらに高まることが期待されています。
日本企業のVPBへの参加も積極的に支援されており、開発段階にある映画企画への資金調達を目指す「ベニス・ギャップ・ファイナンシング・マーケット」や、映像作品の原作となる出版物を紹介する「ブック・アダプテーション・ライツ・マーケット」にも日本企業が参加します。また、オンライン配信プラットフォームと映像製作者をつなぐ「ミート・ザ・ストリーマーズ」部門にも日本企業が出展し、国際的なビジネス機会を探る予定です。
この「Focus on Japan」は、日本のコンテンツ産業が持つ潜在力を最大限に引き出し、国際市場での競争力を強化するための重要な取り組みです。日本企業にとって、今回のベネチア国際映画祭は、国際的なネットワークを構築し、海外市場での存在感を高める絶好の機会となるでしょう。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ