2024年3月23日
労務・人事ニュース
日本産米、香港・シンガポールでの喫食意向は驚異の96.1%!

香港・シンガポールで日本産コメに関する現地消費者意識調査を実施(JETRO)
香港とシンガポールで行われた日本産米に関する消費者意識調査では、両地域で日本産米への高い関心と消費意欲が明らかになりました。この調査は、日本食品輸出促進機構(JFOODO)によって、2023年12月10日から2024年2月29日までの期間に実施されたキャンペーンの一部として行われました。キャンペーンでは、米の美味しさを五感で感じることをテーマに、様々なプロモーション活動を通じて日本産米の良さを伝えてきました。
調査によると、香港では96.1%、シンガポールでは99.1%の消費者が今後も日本産米を食べたいと回答しました。また、両地域の消費者は日本産米を「もっちりとしていて旨みが豊富」、「冷めても美味しい」と高く評価しています。このように日本産米への好意的な評価は、香港とシンガポールの市場での日本産米のさらなる普及と消費促進につながる可能性を示しています。
JFOODOは、日本食の海外普及を目的として、この調査を含む様々な活動を展開しています。例えば、インターネットを通じた調査、日本産米を使用した料理の実演や体験ワークショップ、レストランでの日本産米メニューの提供などが行われました。これらの活動は、日本産米の魅力を直接体験し、理解を深める機会を提供しています。
プロモーションでは、日本産米の特性を五感すべてで楽しむことが強調され、米の風味や食感、見た目や香り、そして炊く過程の音まで、総合的な体験が可能になりました。特に、香港では「粒粒晶瑩啖啖匠心」、シンガポールでは「Life in Every Grain, Joy in Every Bite」というキャッチコピーを通じて、米一粒一粒に宿る命や喜びを表現しています。
このような取り組みにより、香港とシンガポールでの日本産米の認知度と好感度が向上し、両地域での日本産米の消費拡大が期待されます。JFOODOは、日本産米の輸出促進とブランディングを目指し、引き続き国内外の関係者と協力していく方針です。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ