2025年3月14日
労務・人事ニュース
春の二本松を満喫、桜の名所を巡る「さくらウォーキング」が4月6日に開催
霞ヶ城公園の桜を歩いて楽しむ「さくらウォーキング」開催、参加者募集中
二本松商工会議所は、令和7年4月6日(日)に開催される「さくらウォーキング」の参加者を募集している。このイベントは、春の訪れとともに満開の桜を楽しみながら、二本松市の歴史ある名所を巡るウォーキングイベントであり、地域の魅力を体感できる貴重な機会となっている。
今年のコースは、二本松市の代表的な桜の名所である霞ヶ城公園や蓮華寺を含む約7.5kmのルートで、約2時間のウォーキングが予定されている。参加者は、箕輪門をスタートし、霞ヶ城公園、見晴台、遊歩道、蓮華寺、鏡石寺、露伴亭、本久寺、長泉寺、善性寺を巡り、再び箕輪門へと戻るルートを歩く。このコースは、歴史的な建造物や桜並木が楽しめるだけでなく、二本松の豊かな自然を感じられる内容となっており、スピードを競うものではなく、のんびりと春を満喫することができる。
参加者全員には、イベントの記念品としてオリジナル缶バッジがプレゼントされるほか、ゴール後にはお花見にぴったりな「花見団子」が配布される。また、イベントの目玉として、スタンプラリーが開催される。コースの各所に設置されたスタンプをすべて集めた参加者は、お楽しみ抽選会に参加でき、「岳温泉宿泊券」や「にほんまつ一店逸品の商品」など、地元の特産品が当たる豪華景品を手にするチャンスがある。
定員は先着200名で、参加費は1,000円(保険料、缶バッジ、花見団子、抽選券を含む)。申し込みは3月28日(金)までとなっており、定員に達し次第締め切られるため、早めの申し込みが推奨される。申し込みは、所定の申込用紙に必要事項を記入し、参加費を添えて二本松商工会議所へ提出することで完了する。遠方に住んでいるなどの理由で直接支払いが難しい場合は、電話での相談により、現金書留や指定口座への振込みによる支払いも可能となっている。
イベント当日は、8時45分から受付が開始され、9時15分から開会式が行われる。その後、9時30分にスタートし、11時30分頃にはゴールへ到着予定となっている。ゴールした順に抽選会が行われ、当選者には順次景品が渡される。なお、スタンプが抜けている場合は抽選会への参加ができないため、すべてのチェックポイントを回ることが推奨される。また、昼食は用意されていないため、各自で準備する必要がある。
このウォーキングイベントは、桜の名所を巡るだけでなく、二本松市の歴史や文化に触れる機会にもなる。霞ヶ城公園は、江戸時代に二本松藩の居城として栄えた二本松城の跡地であり、春には約1,700本の桜が咲き誇ることで知られている。また、コース内の各寺院も歴史的な価値が高く、桜との調和が美しい景観を生み出している。
さらに、ウォーキング中に訪れる露伴亭は、明治時代の文豪・幸田露伴が一時滞在したとされる建物であり、文人たちが愛した二本松の風景を感じることができる場所となっている。このように、桜を楽しみながら歴史と文化に触れられるのが、このイベントの大きな魅力である。
二本松商工会議所は、このイベントを通じて、地域の活性化を図るとともに、訪れる人々に二本松市の魅力を知ってもらうことを目的としている。地元の人々にとっては、地域の歴史を再発見する機会となり、観光客にとっては、二本松市の美しい春景色を堪能できる貴重な体験となる。
当日は雨天決行となるが、荒天の場合はウォーキングが中止され、花見団子の配布と抽選会のみが実施される予定となっている。天候が不安定な場合は、事前に二本松商工会議所の公式サイトやSNSなどで最新情報を確認することが推奨される。
春の訪れを感じながら、満開の桜の下を歩く「さくらウォーキング」。歴史と自然が調和したコースで、心地よい春風を感じながらリフレッシュできる機会となる。二本松の桜を楽しみたい人、歴史ある街並みを歩きながら春を満喫したい人には、ぜひおすすめのイベントである。
⇒ 詳しくは二本松商工会議所のWEBサイトへ