2024年3月13日
労務・人事ニュース
社会を変える若者たちの挑戦 ソーシャルビジネスに寄せる熱い思い
~起業予定層のソーシャルビジネス(SB)に対する意識調査結果~(日本政策金融公庫)
社会に貢献したいという願望を持つ20代が、新たなビジネスの形態として注目を集めているソーシャルビジネスへの興味が高まっている。最近の調査によると、ソーシャルビジネスを知っていると回答した人の約70%が、この分野での起業に意欲を示している。特に20代の若者は、全体の中でも特に高い関心を持っていることがわかった。
ソーシャルビジネスとは、地域や社会の問題をビジネスの手法を用いて解決しようとする事業のことを指す。このようなビジネスに興味を持つ人々は、地域や社会への貢献を重視しており、そのためにビジネスを利用したいと考えている。調査結果によると、ソーシャルビジネスで起業したいと考えている人たちの多くは、ボランティア活動や社会問題に関する学び、寄付などの経験があることが判明している。
また、これらの起業希望者が考慮している資金調達方法には、銀行融資、補助金や助成金、クラウドファンディングなどが含まれている。それぞれが様々な方法で資金を集め、社会に寄与する事業を立ち上げようとしている。
この調査は、日本政策金融公庫によって実施されたもので、社会的課題の解決に焦点を当てた若年層の起業家に対する支援を目的としている。2023年11月に全国の20歳から69歳までの男女を対象に行われ、起業に関心があると回答した人々の中から詳細なアンケートが実施された。
ソーシャルビジネスへの関心が高いことは、社会的課題に対する意識が高まっている証拠でもある。これらの事業を通じて、地域や社会の問題に取り組む新しい世代の起業家たちが、より良い未来を作り出すことに貢献していくことが期待される。
⇒ 「20代は社会貢献意欲を背景にソーシャルビジネス起業への関心が高い~起業予定層のソーシャルビジネス(SB)に対する意識調査結果~」はこちら
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