労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 経済安定化への道のり、ゼロゼロ融資の影響は?

2024年3月21日

労務・人事ニュース

経済安定化への道のり、ゼロゼロ融資の影響は?

2024年2月の「ゼロゼロ融資」利用後倒産 42件 4カ月連続で40件台に、小康状態が続く(東京商工リサーチ)

2024年2月の「ゼロゼロ融資」利用状況に関するデータによると、この制度を利用した後に倒産した企業は42件に上り、これは前年の同月と比べて16.0%の減少を示しています。これは2023年11月から数えて4ヶ月連続で40件台を維持しており、市場がある程度の安定を見せていることを示しています。これまでに確認された倒産総数は、1,302件に達しました。

業界別では、特にサービス業が厳しい状況にあり、全体の約3割を占める12件の倒産がありました。経済的に見ると、1億円以上5億円未満の負債を抱える企業が最も多く、全体の半数以上を占めています。

新型コロナウイルスの影響による業況の悪化に対応するため、多くの企業がゼロゼロ融資を活用してきましたが、復旧が遅れる中で、資金繰りの問題や過剰債務に陥るケースが増えています。物価や人件費の上昇により、返済が困難になる企業も出てきており、今後の展開が注目されます。

対策として、金融庁はコロナ借換保証制度や資本性劣後ローンの利用を促し、中小企業庁も経営改善支援を行っています。しかし、実際の効果はまだ不透明です。2024年4月にはゼロゼロ融資の返済が本格化し、企業倒産の増加が懸念されます。

結局、ゼロゼロ融資後の倒産は減少傾向にあるものの、依然として多くの企業が経済的な困難に直面しています。このような背景の中で、今後の企業倒産の動向は、多くの関係者にとって重要な注目点となっています。

⇒ 詳しくは東京商工リサーチのWEBサイトへ