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2024年4月21日

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金融政策の転換期、企業が抱える借入コスト上昇のリアル

借入金利「引き上げ」、許容度が上昇 日銀のマイナス金利解除で企業意識に変化(TSR)

2024年4月、日本銀行が実施した最新の金融政策変更が、企業の資金調達コストへ及ぼす影響が明らかになっています。特に、長短金利操作の廃止とマイナス金利政策の解除が行われたことから、これまでに見られなかった借入金利の変動が起こりつつあります。

この背景の中、東京商工リサーチが実施したアンケートによると、企業が直面する借入金利の増加に対する許容度も変化しています。調査は4月1日から8日にかけて行われ、4,369社が回答しました。その結果、約17.7%の企業がすでに借入金利の上昇を経験しており、さらに30.8%の企業がメインバンクから金利引き上げの可能性が示唆されていることが分かりました。

金利上昇に対する企業の対応も興味深いデータが得られました。0.1%の金利上昇に対しては77.3%の企業が受け入れる姿勢を示しており、0.3%と0.5%の上昇ではそれぞれ37.3%、19.1%の企業が同様に対応する意向を示しています。これは2月の調査結果と比較しても、わずかながら受け入れ率が高まっていることを示しています。

企業の資金調達コストに影響を与える金融政策の変更は、企業経営における重要な要素です。今後も金融環境の変化に応じて、企業がどのように戦略を調整していくのかが注目されます。また、借入金利の上昇は、特にコストが増加している業種にとって大きな影響を及ぼす可能性があり、経営戦略の再構築が求められる時代になりそうです。

なお、この調査はインターネットを通じて行われたもので、回答企業の中には1億円以上の資本金を有する大企業から、それ未満の中小企業まで含まれています。今後の資金調達の状況や企業の対応策が、日本経済に与える影響について引き続き注目が集まります。

⇒ 詳しくは東京商工リサーチのWEBサイトへ