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2024年7月20日

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陸前高田市、子どもの居場所づくり支援で最大30万円の補助金を提供!2024年度新規募集開始

令和6年 陸前高田市 子どもの居場所づくり等活動支援補助

2024年4月4日、陸前高田市は、子どもの居場所づくりや子育て支援に取り組む団体を対象とした「子どもの居場所づくり等活動支援補助金」の募集を開始しました。令和6年度から、この補助金を活用することで、活動費用の一部を支援します。

この補助金の対象となる団体は、市内に事務所や住所を持つ社会福祉法人、ボランティア団体、非営利活動団体、自治会などの地域住民団体です。さらに、定款または会則と役員名簿を整備し、明確な会計報告ができることが求められます。また、宗教や政治活動を目的とせず、営利目的や公序良俗に反する活動を行わない団体も条件に含まれます。

補助金の交付対象となる事業は、市内で行われる以下の活動です。子どもや親子を対象とした子育て支援事業、学習支援や体験活動を通じた子どもの居場所づくりに関連する事業が対象です。これらの事業は、土日や祝日、学校の長期休暇期間中に実施され、年間で10回以上、1回あたり2時間以上の開催が必要です。事業は1年以上継続する見込みがあり、責任者と補助員が配置されることが条件です。利用者負担は無料、または実費相当の材料費のみとし、特定の関係者に限定しないことも求められます。

補助金の対象となる経費は、外部講師の謝金や交通費、事業に必要な事務用品や学習教材費、印刷費、郵便代、賠償責任保険料、会場使用料、物品・機材の賃借料、貸出用図書やレクリエーション用具の購入費などです。ただし、団体構成員への謝金や旅費、汎用性の高い物品の購入費用、光熱水費などは対象外となります。また、国や県、市から他の財政支援を受けている場合や、民間団体から助成を受けている場合も対象外です。

1団体あたりの補助金額は、実支出額または補助事業の総事業費から寄付金などの収入を控除した額のうち、最も低い額です。年間の補助金上限額は、事業の開催頻度に応じて、以下の通りです。年間10回以上12回以下の場合は5万円、13回以上36回以下の場合は10万円、37回以上60回以下の場合は15万円、61回以上の場合は30万円が上限となります。

補助金の申請には、以下の書類が必要です。交付申請時には、補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、定款または会則、役員名簿、団体の概要や事業内容がわかる書類を提出します。事業完了時には、事業完了届、実績報告書、収支精算書、領収書などの写し、事業実施状況がわかる書類、補助金等交付請求書が必要です。前金払いを希望する場合は、前金払請求書も併せて提出します。

この補助金を活用することで、陸前高田市の子どもたちや子育て家庭がより充実した支援を受けることが期待されています。地域の皆さんが主体となって子どもたちの居場所をつくり、安心して子育てができる環境を整えるための取り組みがさらに進むことを願っています。興味をお持ちの団体は、ぜひこの機会にご応募ください。

⇒ 詳しくは陸前高田市のWEBサイトへ

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