ニュース

  • TOP
  • ニュース
  • 令和6年 大分県による外国人労働者の就業支援策 農林水産業のための新しい一歩

2024年4月29日

労務・人事ニュース

令和6年 大分県による外国人労働者の就業支援策 農林水産業のための新しい一歩

令和6年 大分県外国人農林水産業人材就業環境整備等促進補助金

大分県では、農林水産業に従事する外国人労働者の就業環境を整備し、その定着を促進するための支援策を講じています。この取り組みは、労働力不足の解消と、外国人労働者の職場での満足度向上を目指しています。具体的には、技能実習生や特定技能者を対象に、居住環境の向上やコミュニケーションの促進を図るための費用を補助する事業です。

本補助金は、農業協同組合法や中小企業等協同組合法、森林組合法、水産業協同組合法に基づいて設立された農林水産業関係団体が対象となります。ただし、大分県の商工観光労働部が実施する類似の支援事業の対象事業者は除外されます。

補助金の額は、通常コースでは最大50万円、賃金を上げることを条件にしたコースでは最大100万円までとされており、初期費用に対する支援は各コースで最大13万円です。補助対象となる経費は、就業や居住環境の改善費用、外国人労働者とのコミュニケーション促進に関わる経費、外国人労働者の初期費用に関する経費が含まれます。

募集期間は2024年4月17日から10月31日までで、予算がなくなり次第終了となります。申請に必要な書類は、事業計画書や所要額調書、誓約書・同意書及び添付書類で、これらは大分県農林水産部新規就業・経営体支援課に直接提出するか、郵送での提出が求められています。

大分県はこのように外国人労働者の定着を支える環境を整えることで、地域全体の産業の持続可能性を高める努力を続けています。外国人労働者が安心して生活し、働ける環境を整えることは、地域経済にとっても大きなプラスとなるでしょう。

⇒ 詳しくは大分県のWEBサイトへ