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2024年4月26日

労務・人事ニュース

令和6年 小型船舶の安全確保に向けた国土交通省のキャンペーン展開

全国のマリーナ・漁港等での周知・啓発活動、パトロール及び訪船指導を実施(国交省)

国土交通省海事局が、小型船舶の安全を強化するためのキャンペーンを展開します。この取り組みは、全国のマリーナや漁港での啓発活動や小型船の安全確認を含む多岐にわたる活動で構成されています。キャンペーンは、過去に発生した知床遊覧船事故を踏まえ、同様の事故を未然に防ぐことを目的としています。

安全教育の推進として、マリーナや漁港でリーフレットを配布し、ライフジャケットの着用や出航前の点検の重要性を訴えます。これにより、船舶利用者が安全対策を日常的に行うことの大切さを認識し、実践することが期待されます。

川下り船を対象にした活動では、安全ガイドラインに基づいた具体的な指導を行います。これにはライフジャケットの着用強化や、非常時対応の訓練が含まれることで、事故発生時のリスクを低減させることが狙いです。

さらに、プレジャーボートや漁船、小型旅客船に対しては、直接訪問して安全検査の受検を促すとともに、船舶操縦免許の保有状況を確認します。消防設備や救命機器の整備状況を点検し、必要に応じて指導を行うことで、海上での安全を一層強化します。

このキャンペーンは、令和6年4月22日から8月31日まで実施され、国土交通省をはじめとする各地方運輸局、神戸運輸監理部、沖縄総合事務局が主導します。これらの機関が協力して、安全な海上活動の推進を図ります。

キャンペーンを通じて、小型船舶の使用者には安全意識の向上を促し、広く公衆に対しても海上安全の重要性をアピールすることにより、事故の防止と安全な海の利用を目指します。船舶利用者や関連業者には、この機会に改めて安全対策の徹底を心掛けることをお勧めします。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ