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2024年4月25日

労務・人事ニュース

北九州市環境未来技術開発助成制度 循環型および脱炭素社会の推進に向けた中小企業の技術革新支援プログラム

令和6年 北九州市 環境未来技術開発助成

北九州市は、循環型および脱炭素社会を推進するため、「北九州市環境未来技術開発助成制度」を実施しています。この制度は、市内の中小企業などに環境技術の開発機会を提供し、環境産業の振興と技術の集積を目指しています。助成金は、環境未来税を財源としており、新規性や独自性が高く、実現可能性のある環境技術の研究開発に対して支援を行います。

今年度の募集期間は、令和6年4月15日から5月17日までとなっています。申請希望者は、北九州市環境局サーキュラーエコノミー推進課へ連絡することが求められます。

助成の対象となる研究分野は多岐にわたりますが、具体的には廃棄物処理技術、リサイクル技術、環境保全技術、製品開発技術、新エネルギー技術、省エネルギー技術などが含まれます。さらに、社会経済システムの研究やフィージビリティスタディ研究も助成の対象です。

重点となる分野では、製造業とリサイクル業の連携、研究成果の事業化が見込まれるプロジェクトなどが挙げられます。また、特に注目されているのは、希少金属リサイクル、新エネルギーの導入、水素エネルギーの普及、バイオマスの活用、プラスチック関連技術、脱炭素技術などです。

助成対象者は、市税の滞納がなく、法令遵守と安全性の確保、研究開発能力の充分な保有が条件です。助成金の申請には、研究計画書や経費見積もりなど、多数の書類が必要です。これらの書類は、北九州市の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。

助成内容には、実証研究、社会システム研究、フィージビリティスタディ研究があり、経費の一部を補助します。具体的には、市内中小企業が中心となるプロジェクトであれば、対象経費の最大三分の二が支援対象となります。また、市内の大学や研究機関が中心となって実施するプロジェクトでは、対象経費の一定割合が助成されます。

北九州市は、この助成制度を通じて、環境技術の開発を促進し、持続可能な社会の実現に寄与していく計画です。興味のある企業や研究者は、提出期限内に必要書類を整え、積極的にこの機会を活用してもらいたいと考えています。

⇒ 詳しくは北九州市役所のWEBサイトへ