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博多港アイランドシティ（ふ頭ゾーン）におけるヒアリの確認について（環境省）

福岡市と福岡県が合同で行った発表によると、博多港アイランドシティのふ頭ゾーンにおいて、特定外来生物であるヒアリ（学名：Solenopsis invicta）が発見された事件について、新たな進展がありました。令和5年11月に初めてヒアリが確認されて以来、環境省は専門家や地元関係者と協力し、集中的な調査と駆除活動を行っています。

最初の発見から続けられている調査で、ヒアリが形成していたコロニーが特定され、対策として殺虫剤を使用した集中的な駆除が実施されました。その結果、令和6年4月17日の最新の調査ではヒアリの生息は確認されていません。しかし、環境省は、今後も専門家と協力して定期的な生息状況の調査と防除を続ける方針です。

国内でヒアリが初めて確認された平成29年6月以来、令和6年4月19日現在で、全国18都道府県で合計111事例が報告されています。今回の博多港での確認は、これらの事例に含まれます。

具体的には、令和5年11月16日に行われた調査で初めてヒアリが採取され、その後の詳細な調査でヒアリのコロニーが確認されました。確認後、環境省と協力機関は連携を取り、定期的に駆除作業を行っています。

今後の対策として、環境省はヒアリの生息状況を詳しく監視し、必要に応じて追加の駆除を行う予定です。また、福岡県や福岡市と情報共有を行い、市民への注意喚起や情報提供も積極的に行うことが計画されています。

市民の方々や事業者の皆さんには、ヒアリやその他疑わしいアリを見つけた場合、刺激を避けるよう注意し、環境省の地方事務所や専門機関へ速やかに連絡するよう呼びかけています。また、ヒアリに関する詳細な対処方法や識別情報は、環境省の公式ウェブサイトや研修動画で提供されています。

このように福岡市と環境省は、ヒアリの拡散防止と早期駆除に向けた取り組みを強化しており、住民の安全と生態系の保護に努めています。

⇒ 詳しくは環境省のWEBサイトへ