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2024年4月27日

労務・人事ニュース

障害者雇用の現状と支援技法の進化 難病患者や発達障害者の就労支援を中心にした独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の最新マニュアル・報告書公開

機構ニュース第308号:障害者雇用に関する調査研究・技法開発の報告書・マニュアル(令和5年度)の公表(JEED)

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は、障害者の就労に関する多角的な調査研究を実施し、その成果を集大成した報告書及びマニュアルを公開しました。これらの文書は、障害者が直面する就労の課題解決に向けた具体的な技法開発や改善方法が盛り込まれており、障害者自身や支援者、企業にとって有益な情報が詰まっています。

今年度、JEEDでは以下の主要なテーマに焦点を当てた研究を進めています。難病患者の就労支援、発達障害者の職場継続支援、オンライン就労支援、障害者の職場適応技法、AI技術の進展による職域の変化など、各種の課題に対する研究が含まれています。

特に注目すべきは、難病患者の就労に関する研究で、彼らが抱える具体的な障害や就労上の困難を詳細に分析し、それに基づいた支援方法を開発しました。また、発達障害者が職場で長く働き続けるための継続支援に関するケーススタディも公開され、その中で障害の理解を深めるための具体的な方法が提案されています。

これらの研究結果は、障害者職業総合センターのウェブサイトにて詳細が確認でき、調査報告書やマニュアルの全文が公開されています。また、解説動画も配信される予定で、これによりより多くの人々が情報を容易に得ることができるようになります。

このようにJEEDは、障害者の職業生活を支援するための実用的なリソースを提供し続けており、それによって障害者が社会において活躍する機会を増やし、職場のインクルージョンを推進しています。これからも、障害者が直面する様々な課題に対応するための研究と技法開発に注力していくことだと思います。

「機構ニュース第308号:障害者雇用に関する調査研究・技法開発の報告書・マニュアル(令和5年度)の公表」はこちら

⇒ 詳しくは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のWEBサイトへ