労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 2024年4月、国内景気DIが44.1に後退-原材料価格の高止まりと円安が重なる中、2カ月ぶりの悪化

2024年5月14日

労務・人事ニュース

2024年4月、国内景気DIが44.1に後退-原材料価格の高止まりと円安が重なる中、2カ月ぶりの悪化

TDB景気動向調査 -2024年4月調査結果- 国内景気は2カ月ぶりに悪化 ~ 原材料価格の高止まりや不十分な価格転嫁が下押し要因に ~(帝国データバンク)

2024年4月、国内景気は、高止まりする原材料価格と価格転嫁の不十分さにより2カ月ぶりに後退しました。景気指数(DI)は、前月から0.3ポイント下がり44.1になり、経済の厳しさが浮き彫りになっています。円安が進む中でのコスト増が企業収益に影響を与え、製造業を中心に不振が続いています。特に自動車関連業界では、円安による材料コストの上昇が重くのしかかり、製造業全体で見ると悪化が目立っています。

さらに、外国為替の変動は不確実性を増しており、今後の景気回復はこの変動に大きく依存する状況です。ただし、賃上げによる個人消費の回復やインバウンド需要の増加がプラス材料として期待されています。地域別では、10地域中6地域が悪化し、特に北関東や中国地方での落ち込みが顕著です。しかし、北陸地方ではインバウンドの効果による回復が見られるなど、地域による景気の差が広がっています。

企業規模による影響も大きく、全規模の企業で悪化が見られました。大企業では円安による輸入コストの上昇が、中小企業や小規模企業では資材高や人手不足が深刻化しています。このような状況の中、企業からは一層のコスト管理と効率化が求められています。

これらのデータを基に、国内経済の今後の見通しは緩やかながらも持ち直しが予想されますが、その実現には多くの不確実性が伴います。政策金利の動向、国際政治経済の情勢変化、そして内需の回復速度が、これからの経済状況を左右する重要な要因となります。

⇒ 詳しくは帝国データバンクのWEBサイトへ