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2024年5月27日

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2024年3月の建設業界動向 出来高総計5兆円、民間セクター2兆円、公共セクター2兆円

建設総合統計(令和6年3月分)(国交省)

2024年3月の建設業界における出来高総計は、前年同月比に比べて変動が見られました。具体的には、出来高総計は5兆円に達し、民間および公共の両セクターでそれぞれ約2兆円を占めています。これは前年同月比で何らかの増減が見られた結果です。

まず、民間セクターの出来高総計について見てみると、2兆円を記録しました。この内訳として、建築関連が2兆円、そのうち居住用が1兆円、非居住用が数千億円、土木関連も数千億円に及びました。それぞれのセクターでは前年同月比で増加または減少が見られました。

次に、公共セクターの出来高総計も約2兆円に達しています。公共セクターでは、建築関連が数千億円、そのうち居住用、非居住用、そして土木関連がそれぞれ数千億円となっており、前年同月比での変動も見受けられます。

例えば、民間の非居住用建築については前年同月比で増加傾向がありましたが、民間の土木関連は減少しました。一方で、公共の土木関連は前年同月比で増加しており、これが全体の出来高総計に寄与していることがわかります。

また、国土交通省総合政策局建設経済統計調査室が発表したデータによると、2024年5月17日に公表されたこのデータは今後も改定される可能性があります。これは、建設投資額の実績値に基づいた補正率を用いて算出されており、過去3年間のデータも含まれているためです。

これらのデータは、建設業界の今後の動向を見極める上で重要な指標となります。特に、民間および公共セクターの細かな内訳を見ることで、どの分野が成長しているのか、または停滞しているのかを把握することができます。これにより、企業の採用担当者や業界関係者は、将来の計画や戦略を立てる上での参考にすることができるでしょう。

例えば、民間セクターにおける居住用建築の増加は、住宅市場の活性化を示しており、これに伴う人材需要の増加が予測されます。また、公共セクターの土木関連の増加は、インフラ整備の推進を示しており、これに関連するプロジェクトが増える可能性があります。これらの動向を踏まえ、企業は適切な人材確保と育成を行うことで、業界の変化に対応することが求められます。

このように、2024年3月の建設業界における出来高総計は、民間および公共の両セクターでの活動が活発であることを示しています。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ