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2026年8月16日

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令和7年度版「父親の仕事と育児両立読本」を公表 育児休業制度や仕事との両立を分かりやすく解説

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父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランス ガイド~

厚生労働省は、令和7年度版となる「父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランス ガイド~」を公表しました。この冊子は、お子さまの誕生を控えている人や、育児休業の取得を検討している人に向けて、育児休業制度をはじめとした仕事と家庭の両立支援制度を分かりやすく紹介するとともに、育児休業の準備から復職後までを見据えた実践的な内容をまとめたものです。仕事と育児を両立するための基礎知識だけでなく、家庭内での役割分担や職場との調整方法などについても幅広く掲載されています。

今回の読本では、共働き・共育てを推進する「共育プロジェクト」の考え方も紹介されています。この取り組みは、仕事や家事、育児の負担が特定の人に集中する状況を見直し、男女を問わず誰もが希望に応じて仕事と家庭を両立できる社会を目指すものです。仕事と育児のどちらかを選ぶのではなく、それぞれを支え合いながら生活できる環境づくりを進めることを目的としており、今後も情報発信を充実させていく予定とされています。

読本では、育児休業制度について基礎から理解できるよう、取得できる対象者や申請方法、取得できる期間などをQ&A形式で解説しています。育児休業は一定の条件を満たせば男女を問わず取得できる制度であり、配偶者が専業主婦や育児休業中であっても取得できることなど、制度への理解を深める内容が盛り込まれています。また、育児休業の申請は原則として開始予定日の1か月前までに勤務先へ申し出ることや、取得期間や取得回数についても分かりやすく説明されています。

産後パパ育休についても詳しく紹介されています。この制度は、子どもの出生直後の時期に父親が柔軟に育児休業を取得できる仕組みで、通常の育児休業とは異なる特徴があります。出生後8週間以内に取得できることや、一定の条件のもとで休業中の一部就業が可能となる場合があること、取得方法の選択肢が広がっていることなどが説明されており、それぞれの家庭の状況に合わせて利用しやすい制度となっています。

育児休業中の経済的な支援についても掲載されています。育児休業給付金や出生後休業支援給付金、社会保険料の免除などの制度が紹介されており、一定の要件を満たした場合には休業開始前賃金に応じた給付が受けられることが説明されています。また、令和6年度の男性の育児休業取得率は40.5%となり、これまでと比べて取得が広がっている状況も紹介されています。

冊子では、企業による育児休業取得を後押しする取り組みについても取り上げています。育児休業を取得しやすい職場環境を整えるため、育児休業制度に関する研修や相談体制の整備、自社制度の周知などが進められているほか、妊娠や出産を申し出た従業員への個別周知や意向確認など、企業側に求められる対応についても解説されています。さらに、柔軟な働き方を実現するための措置や、仕事と育児の両立に関する個別の意向聴取・配慮などについても紹介されており、職場全体で育児を支える環境づくりの重要性が示されています。

また、育児休業制度だけでなく、職場におけるハラスメント防止についても触れられています。育児休業の取得を理由とした不利益な取り扱いや嫌がらせは認められないことを説明するとともに、相談窓口や事業主に求められる対応についても掲載されています。安心して制度を利用できる環境づくりを進めるため、相談体制の整備や再発防止に向けた取り組みの必要性が紹介されています。

実際に育児休業を取得した人の体験も掲載されています。育児を経験することで家事や育児の大変さを理解できたことや、夫婦で話し合いながら役割分担を見直したこと、復職後は限られた時間の中で効率よく働く意識が高まったことなど、それぞれの経験が紹介されています。育児休業は単に仕事を休む期間ではなく、家庭生活や働き方を見直す機会としても位置付けられていることが伝わる内容となっています。

さらに、育児休業を取得する前に準備しておきたい事項についても詳しくまとめられています。勤務先で理解を得るための心構えや、育児休業取得までの手続き、必要な書類、スケジュールの整理方法などが紹介されているほか、仕事の引き継ぎや関係部署との調整など、円滑な取得に向けたポイントも掲載されています。復職後を見据えたワーク・ライフ・バランスについて考える内容も含まれており、育児休業取得前から将来を見据えて準備を進められる構成となっています。

企業版両親学級についても紹介されています。これは妊娠・出産・育児期を迎える従業員やその配偶者、管理職などを対象に、企業が主体となって実施する学びの場です。育児休業取得から復職までの流れや仕事との両立、家族や職場との連携などについて理解を深めることを目的としており、働きながら親になるための準備やライフキャリアについて考える機会として位置付けられています。

家庭内での家事や育児の分担について話し合うための「トモイクシート」も掲載されています。このシートは、家庭内で誰がどのような役割を担っているかを見える化し、お互いの考え方や負担感を共有しながら、最適な協力体制を見つけるためのツールです。目指す家庭像の共有、現状の棚卸し、理想の分担を考えるという3つのステップで構成されており、夫婦が対話を重ねながら、それぞれの家庭に合った役割分担を検討できる内容となっています。

このほか、育児休業後の働き方や子育て支援制度、相談窓口なども紹介されています。制度を知るだけでなく、育児休業取得前の準備から取得中、復職後までを一連の流れとして理解できる構成となっており、仕事と育児の両立を考える人に向けた実践的な情報がまとめられています。令和7年度版の「父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランス ガイド~」は、育児休業制度の理解を深めるとともに、家庭や職場で円滑に仕事と育児を両立するための具体的なヒントを提供する内容となっています。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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