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2026年9月23日

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パート時給1,460円、前年比5.7%増 2026年7月は掲載月次で最高水準

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毎月勤労統計調査 2026(令和8)年7月分結果速報 時間当たり給与(パートタイム労働者)(厚労省)

2026年7月分の毎月勤労統計調査速報で、従業員5人以上の事業所におけるパートタイム労働者の時間当たり給与は1,460円となりました。前年同月比では5.7%増え、前年を明確に上回る結果です。

時間当たり給与は、パートタイム労働者の所定内給与を所定内労働時間で割って算出した指標です。月間の給与総額とは異なり、1時間働いた場合の給与水準を比較できるため、時給ベースの待遇を見る材料になります。

前年の2025年7月は1,381円で、前年同月比3.1%増でした。2026年7月は1,460円まで上昇しており、単純な金額差では前年同月より79円高くなっています。前年比の伸び率も3.1%から5.7%へ拡大しました。

2026年に入ってからの推移を見ると、1月は1,446円で前年同月比3.7%増、2月は1,443円で4.2%増、3月は1,437円で4.3%増でした。金額には月ごとの上下がある一方、前年比ではいずれもプラスです。

4月は1,434円で前年同月比4.7%増となり、5月には1,453円で5.0%増まで伸びました。6月は1,446円で4.4%増となった後、7月速報では1,460円、5.7%増となり、上昇率がさらに高まっています。

2026年1月から7月までを見ると、前年同月比はすべて3%を超える伸びです。特に7月の5.7%増は、この期間で最も高く、掲載されている2025年6月以降の月次データの中でも最大の伸び率となりました。

金額ベースでも2026年7月の1,460円は、掲載されている2025年6月以降の月次値の中で最も高い水準です。前月の1,446円からは14円上昇し、2026年5月の1,453円も7円上回りました。

2025年後半の月次推移では、6月1,385円、7月1,381円、8月1,411円、9月1,388円でした。その後、10月は1,401円、11月は1,424円、12月は1,426円となり、年末に向けて1,400円台で推移しています。

2025年12月の1,426円と比べると、2026年7月は34円高い水準です。2026年は2月から4月にかけて金額がやや下がったものの、5月に1,453円へ上昇し、7月には1,460円まで伸びました。

年平均で見ると、2022年の時間当たり給与は1,242円で前年比1.6%増でした。2023年は1,279円で3.0%増、2024年は1,343円で4.3%増となり、年間平均でも上昇が続いています。

2025年の年平均は1,394円で、前年比3.8%増でした。2022年の1,242円と比べると152円高くなっています。ただし、年平均と2026年7月の単月速報では集計期間が異なるため、同じ条件として単純比較する点には注意が必要です。

それでも、年平均と月次の双方で時間当たり給与が上向いてきたことは確認できます。2026年7月の1,460円という水準は、パートタイム労働者の採用条件や待遇を検討する際に押さえておきたい数字となります。

企業の採用担当者にとっては、月間給与額だけでなく時間当たり給与を見ることで、短時間勤務を含む求人条件を比較しやすくなります。勤務時間が異なる場合でも、1時間当たりの給与にそろえることで待遇水準を確認できます。

一方で、この指標は所定内給与を所定内労働時間で除したものです。そのため、残業などの所定外労働に対する給与や、賞与などの特別に支払われる給与をそのまま反映した指標ではありません。

採用条件を検討するときには、時間当たり給与だけですべての待遇を判断するのではなく、月間の勤務時間や所定内給与などと合わせて確認することが重要です。今回の数字は、時給ベースの変化を把握するための指標といえます。

2025年7月から2026年7月までの1年間では、時間当たり給与が1,381円から1,460円へ上昇しました。前年同月比も5.7%増となっており、パートタイム労働者の給与水準に変化が表れています。

また、2026年の前年比を見ると、1月3.7%増から2月4.2%増、3月4.3%増、4月4.7%増、5月5.0%増と伸びが拡大しました。6月は4.4%増へいったん縮小したものの、7月には5.7%増へ上昇しています。

採用市場を考える際、パートタイム労働者の待遇は人員確保に直結する重要な要素の1つです。今回の速報では時間当たり給与が前年同月を上回っており、求人時の給与水準を見直す際の比較材料になります。

ただし、今回示されているのはパートタイム労働者全体の時系列データであり、産業別や地域別の時間当たり給与はこの表からは確認できません。個別の採用条件と比較する場合には、集計範囲の違いを踏まえる必要があります。

2026年7月速報は、パートタイム労働者の時間当たり給与が1,460円、前年同月比5.7%増となったことを示しました。採用担当者にとっては、短時間勤務者の給与設計や募集条件を考えるうえで注目すべき動きです。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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