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2024年8月18日

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「令和6年度 病害虫発生予報第6号」発表、水稲や果樹に警戒必要

「令和6年度病害虫発生予報第6号」の発表について(農水省)

農林水産省は、令和6年8月7日に「令和6年度 病害虫発生予報第6号」を発表しました。これにより、向こう1か月間における主要な病害虫の発生予測が示され、農作物への影響に対する注意が呼びかけられています。

まず、水稲に関しては、斑点米カメムシ類の発生が予測されており、特に東北、関東、北陸、東海、近畿、中国、四国および北九州の一部地域で多くなる見込みです。斑点米カメムシは水稲の品質に直接影響を及ぼすため、発生が予想される地域では、早めの防除対策が推奨されます。

次に、豆類に関しては、吸実性カメムシ類の発生が懸念されており、北東北、北関東、北陸、東海および中国地方の一部で発生が多くなると予測されています。このカメムシ類は豆類の収穫量や品質に影響を与える可能性があるため、農家は細心の注意を払う必要があります。

さらに、オオタバコガの発生も警戒が必要です。東北、関東、北陸、東海および南九州の一部で発生が多くなると見込まれています。オオタバコガは多くの作物に被害を与える害虫であり、適切な防除が求められます。

果樹に関しては、果樹カメムシ類の発生が南東北、関東、甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国および九州の一部で予測されています。この害虫は果実に直接ダメージを与えるため、収穫期を迎える果樹園では特に注意が必要です。

また、水稲のセジロウンカなど、地域によっては発生が多くなると予想される病害虫も存在するため、各地域の予報に基づいた対策が重要です。

この発生予報は、各都道府県が提供する情報を基にまとめられたものであり、詳細な地域ごとの情報は、各都道府県の病害虫防除所のホームページで確認することが推奨されています。農林水産省は、この情報を活用して、適時かつ効果的な防除対策を実施するよう呼びかけています。農業従事者にとって、これらの情報は、作物の健康を守り、収穫を最大化するための貴重な指針となるでしょう。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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