労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 「TAKUMI NEXT 2024」採択企業発表!190社が世界市場へ挑戦

2024年9月9日

労務・人事ニュース

「TAKUMI NEXT 2024」採択企業発表!190社が世界市場へ挑戦

伝統工芸品の輸出を支援するプロジェクト「TAKUMI NEXT 2024」採択企業決定 ―海外バイヤー目線で選ばれた34都府県190社の商品を採択―(JETRO)

2024年8月23日、日本貿易振興機構(ジェトロ)が推進する「TAKUMI NEXT 2024」プロジェクトの採択企業が決定しました。このプロジェクトは、日本各地の優れた工芸品や伝統工芸品、日用品などの海外輸出を支援するもので、今年度は34都府県から190社が選ばれました。選定された商品は、次世代のものづくりを担う「匠」として海外市場に向けた展開が期待されます。

「TAKUMI NEXT」は、2019年度にスタートした取り組みで、地域資源を活用した高付加価値商材の海外販路拡大を目指しています。今回のプロジェクトでは、アメリカやカナダ、フランス、スウェーデン、南アフリカ共和国、オーストラリア、香港など、37社の海外バイヤーが参加しており、彼らの目線で日本の優れた工芸品が選ばれました。これにより、日本製品の魅力を海外に広く発信し、実際に販売する機会を提供します。

プロジェクトの一環として、採択企業は海外バイヤーとのオンライン商談を行い、具体的な取引につなげることを目指します。また、選ばれた商品はSNSや海外展示会を通じてPRされる予定です。例えば、スウェーデンの「Formex」やアメリカの「NY NOW」といった国際的な展示会において、日本の伝統工芸品が紹介される予定です。

「TAKUMI NEXT 2024」の対象品目には、デザイン性の高い工芸品や日用品、文具、家具、アクセサリー、テーブルウェア、キッチン用品、ファッション衣類・小物などが含まれています。これらの商品は、ジェトロが運営するB2Bプラットフォーム「Japan Street」や、公式インスタグラムアカウント「Essence of Japan」を通じて、世界中のバイヤーに向けてプロモーションされます。

今年度の採択企業の数は、昨年と同じ190社で、そのうち131社が初めて採択されました。採択企業は、東京都や京都府、愛知県など日本全国にわたり、各地域の特色を活かした製品が選ばれています。例えば、東京都からは18社、京都府からは14社が採択されており、地域ごとの特色ある伝統工芸品が世界に向けて発信されることが期待されます。

このように「TAKUMI NEXT 2024」は、日本の工芸品を世界に広めるための重要なプロジェクトであり、地域の経済振興や伝統文化の継承にも寄与することが期待されています。採択された企業は、このプロジェクトを通じて、海外市場での成功を目指し、さらなる発展を遂げることでしょう。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ