2024年3月27日
労務・人事ニュース
『ラブライブ!サンシャイン‼』と共鳴する味 – 日本食海外プロモーションの新潮流
アニメコンテンツとのタッグで海外での日本食体験を促進(JETRO)
日本の文化を象徴する食とアニメを融合させたプロジェクトが、米国で好評を博しています。この取り組みは、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)によるもので、「食×アニメ」プロジェクトと称されています。
この活動は、日本の農林水産物や食品の海外への輸出促進を図り、同時に日本食への関心を高めることを目指しています。今年に入り、特に人気のアニメ『ラブライブ!サンシャイン‼』と連携したイベントが、アメリカ・カリフォルニア州で開催されました。ここでは、特別にデザインされたメニューが提供され、アニメファンたちから高い評価を得ました。
このプロジェクトは、アニメファンをターゲットにした特別な食体験を提供し、それによって日本食の魅力を伝えることに成功しています。アメリカで開催された『Animé Los Angeles』イベントでは、『ラブライブ!サンシャイン‼』とのコラボレーションによるブースを設け、特別なメニューを紹介しました。この取り組みは、飲食店「大黒屋」との協力も得て、地元での販売にも成功し、売上の増加に貢献しました。
JFOODOは、日本の食文化を海外に広めるための様々な活動に力を入れており、海外でのニーズに応じた市場調査やプロモーションを積極的に行っています。また、アニメイベントでのブース出展や特別番組の放送を通じて、日本の食とアニメの素晴らしさを世界に伝えています。2023年末から2024年初にかけては、セミナーやネットワーキングイベントを通じて、食とアニメの両業界の専門家が集まり、意見交換や関係構築を図っています。
「食×アニメ」プロジェクトを通じて、アニメが日本食への関心をどのように高めているかが明らかになりました。アニメファンやイベント参加者からのフィードバックは、今後の事業展開において重要な参考となります。JFOODOは、今後もこのような取り組みを続けることで、日本食の海外での認知度向上と輸出促進を目指していきます。
この活動の報告と今後の方針については、3月26日にF studio SHIBUYAで開催される報告会で詳しく紹介される予定です。この場では、過去の活動成果とともに、今後の展望についても話し合われることでしょう。日本が世界に誇る食とアニメの魅力をさらに高め、海外での日本文化の理解と受容を進めるための新たなステップが、ここから始まります。
⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ