2024年7月26日
労務・人事ニュース
【最大100万円支援】大分市が地域資源活用の新商品開発・販路拡大を後押し!6次産業化推進で10件以上の採択を目指す「おおいたの幸」ブランド化支援事業
令和6年 「おおいたの幸」ブランド化支援事業補助金(第2回)の申請者を募集します
大分市が地域の農林水産業を活性化させる新たな取り組みを開始しました。「おおいたの幸」ブランド化支援事業補助金の第2回募集が始まり、地元の農林水産物を活用した加工品の開発や販路拡大を目指す事業者を支援します。
この補助金制度は、大分市の6次産業化や農商工連携を促進することを目的としています。地元の農林水産物を使った新商品の開発や既存商品の改良、さらには販路拡大に取り組む事業者に対して、資金面でのサポートを行います。
応募資格は、加工品の製造や販売を行う事業者、または今後そうした事業を予定している方々です。食品販売を行う事業者の場合、食品表示の責任者であることが条件となります。
補助金の対象となる事業には、いくつかの要件があります。まず、大分市産の農林水産物など地域資源を活用した取り組みであること。次に、その成果が大分市の産業振興に貢献するものであること。さらに、商品化促進支援事業で開発された商品については、ラベルやパッケージに大分市内産の原材料を使用していることを明記する必要があります。
特に注目すべきは、令和6年度の大分市6次産業化推進品目として「あじ」「ぶり」「にら」「ごぼう」が指定されていることです。これらの品目を活用する事業は、より高い補助率が適用されます。
補助金制度は3つの事業区分に分かれています。1つ目は「研究開発支援事業」で、新商品開発のための調査研究や試作品開発を支援します。補助率は10分の10以内で、上限額は10万円です。
2つ目は「商品化促進支援事業」です。こちらは食品表示のための成分分析やパッケージデザインなど、商品開発を支援します。通常の補助率は2分の1以内ですが、6次産業化推進品目の活用や「菓子」の商品化、さらに道の駅「たのうらら」での販売を目指して大分市西部地区産品目を活用した商品開発の場合は、3分の2以内に引き上げられます。上限額は50万円です。
3つ目は「販売力強化支援事業」で、新たな販路開拓やブラッシュアップなどの取り組みを支援します。補助率は2分の1以内で、上限額は50万円です。なお、2つ目と3つ目の事業を組み合わせて申請する場合、合計で100万円が上限となります。
申請を希望する事業者は、まず事前相談が必要です。募集期間は令和6年7月22日から9月6日までとなっています。この期間内に大分市農政課の担当者に連絡を取り、相談日時を決めることが重要です。事前相談を行わない場合は、申請を受け付けることができません。
相談後、正式な申請書類の提出期限は9月13日午後5時15分までです。必要書類は郵送、持参、またはメールで提出可能です。郵送や持参の場合は、後日電子データをメールで送付する必要があります。
審査は書類審査方式で行われます。採択された事業者は、大分市の農林水産業の発展に貢献する新たな商品やサービスの創出が期待されます。
この補助金制度は、大分市の豊かな農林水産資源を活かし、地域経済の活性化と雇用創出につながる可能性を秘めています。地元事業者の皆様にとって、新たなビジネスチャンスを掴む絶好の機会となるでしょう。大分市の魅力ある地域資源を活用した独創的な商品開発や販路拡大に挑戦する事業者の応募を、大分市は心待ちにしています。
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