2024年7月26日
労務・人事ニュース
【最大150万円】八峰町が3年間の手厚い起業支援、2024年度も継続実施へ
令和6年度八峰町起業チャレンジ応援事業
八峰町が新たな起業家を支援する画期的な補助金制度を2024年度も継続実施することが明らかになりました。この「起業チャレンジ応援事業」は、地域経済の活性化と新規雇用の創出を目指す意欲的な取り組みです。
本制度は、八峰町内で新規事業を立ち上げる個人事業主を対象としており、事業開始から2年未満の起業家や、既存事業を営みながら新分野に挑戦する事業者も支援の対象となります。特筆すべきは、最大150万円という手厚い補助金額です。これは、事業に必要な設備や機器の購入費用を3年間にわたって支援するもので、起業初期の資金負担を大きく軽減する効果が期待されます。
補助金の対象となる経費は、事業に直接必要な減価償却資産の購入費用です。具体的には、建物、機械装置、器具備品、車両運搬具などが含まれます。ただし、乗用車は対象外となっているため注意が必要です。補助金額の計算方法は少し複雑ですが、基本的には購入した資産の減価償却費に応じて決定されます。例えば、100万円の機械を購入した場合、3年間で最大37万5千円の補助金を受け取ることができます。
申請手続きは随時受け付けていますが、2024年12月までに導入され、2024年分の確定申告の経費に計上される事業であることが条件となっています。申請から補助金交付までの流れは、申請書と事業計画書の提出から始まり、審査、交付決定、事業着手、実績報告、補助金額確定、請求、振込みという順序で進みます。
重要なポイントとして、事業計画書の作成には白神八峰商工会の指導を受ける必要があります。また、補助金交付決定前に事業を開始してしまうと対象外となるため、必ず交付決定を待ってから購入などの行動に移すことが求められます。
対象となる業種には一部制限があり、農林漁業や医療業、風俗営業など特定の業種は対象外となっています。ただし、農林水産物の加工販売を行う6次産業化の取り組みは対象となるなど、地域の特性を生かした事業にも配慮がなされています。
この補助金制度を活用することで、八峰町での起業のハードルが大きく下がることが期待されます。新たな事業アイデアを持つ方々にとって、この機会は大きなチャンスとなるでしょう。地域に新たな活力をもたらす起業家の登場に、八峰町全体が期待を寄せています。
申請を検討している方は、詳細な条件や必要書類について白神八峰商工会に相談することをおすすめします。商工会では、事業計画の作成指導から申請手続きのサポートまで、きめ細かな支援を提供しています。この制度を活用して、あなたの起業の夢を八峰町で実現させてみませんか。
⇒ 詳しくは八峰町のWEBサイトへ