2024年7月26日
労務・人事ニュース
【男鹿市】最大5万円の資格取得支援で就業チャンス拡大!2024年度新制度で1000人の市民のスキルアップを目指す
令和6年 男鹿市就業資格取得支援助成金交付事業
男鹿市が就業支援の新たな取り組みを開始しました。令和6年度から、市民の就業機会拡大と技能向上を目指す「就業資格取得支援助成金交付事業」がスタートします。この制度は、就職や仕事に役立つ資格の取得にかかる費用の一部を助成するもので、求職者や学生、市内事業所に勤務する従業員、個人事業主が対象となります。
助成金の利用を希望する方は、資格取得のための講座受講や試験の前に「男鹿市就業資格取得支援認定申請書」を提出する必要があります。申請に関する疑問点は、男鹿まるごと売込課のエネルギー・商工港湾班に問い合わせることができます。
個人向けの助成対象者は、市内に住所があり、助成金交付後5年間は市内に在住する見込みがあること、そして市税等の滞納がないことが条件です。対象となるのは、求職者、学生、非正規雇用者、正規雇用者、個人事業主の5つのカテゴリーです。ただし、求職者や学生の場合、申請後に資格取得前に正規雇用が決まると対象外となるので注意が必要です。
助成対象となる資格は、就業や仕事に役立つものとされていますが、普通・準中型自動車免許、普通・大型自動二輪車免許、原動機付自転車免許は除外されています。正規雇用者と個人事業主については、建設業、介護・福祉業、運輸業、IT・デジタル業関連の資格、または市長が適当と認める資格が対象となります。
助成金額は、対象経費の2分の1以内で、上限は5万円です。対象経費には、講座等の受講費用(教材費含む)、受験費用、資格の登録費用が含まれます。高校生の場合、県外での資格取得に要した旅費(交通費・宿泊費)も対象となります。
さらに、この制度では旅客自動車運送事業者向けの支援も行われます。市内に本店、支店、または営業所を持つ事業者が、運転手となる方に第二種免許を取得させる場合、その費用の一部を助成します。普通第二種免許の場合は上限10万円、中型・大型第二種免許の場合は上限20万円となっています。
この事業の実施期間は令和6年4月1日から令和7年3月31日までですが、令和7年3月31日までに取得可能な資格に限られます。また、予算額を超過した時点で受付は終了するため、早めの申請が推奨されます。
男鹿市のこの新しい取り組みは、地域の雇用促進と人材育成に大きな役割を果たすことが期待されています。市民の皆様には、この機会を活用して自己啓発やキャリアアップに取り組むことをお勧めします。詳細な情報や申請書類は、市のウェブサイトで確認することができます。
⇒ 詳しくは男鹿市のWEBサイトへ