2024年7月26日
労務・人事ニュース
【起業を考えている方へ】湯沢市が最大150万円の補助金制度を新設、地域に根ざした事業を支援
令和6年 湯沢市 創業スタートアップ補助金
湯沢市が新たな起業家を支援するための「創業スタートアップ補助金」制度を開始しました。この制度は、市内で新規に事業を立ち上げる個人や法人を対象に、初期投資の一部を補助することで、地域経済の活性化と雇用創出を目指すものです。
補助金の対象となるのは、これまで事業を営んでいない新規起業者で、市内に住所があるか事業所を開設する予定の方です。また、市税の滞納がなく、湯沢市創業・開業支援スペース「ゆざわ-Bizハッチ」に登録し、具体的な事業計画を持っていることが条件となります。
補助対象となる事業は、新たな事業所開設を含む計画で、継続性の高いビジネスモデルであることが求められます。フランチャイズチェーンへの加盟は対象外となり、独自性のある事業であることが重要です。また、当該年度内に完了する事業である必要があります。
補助金の対象となる経費には、事業所の取得費や内外装工事費、設備費、備品購入費、広告宣伝費などが含まれます。補助金額は対象経費の2分の1以内で、上限は150万円となっています。ただし、他の補助金を受ける場合は、その分が差し引かれることになります。
申請を希望する方は、起業の手続きに着手する前に必要書類を提出する必要があります。申請受付期間は2回に分かれており、第1期は令和6年4月1日から6月28日まで、第2期は7月1日から9月30日までとなっています。ただし、予算の都合により第2期の受付が行われない可能性もあるので注意が必要です。
申請された案件は審査会で評価され、書類審査と申請者によるプレゼンテーションが行われる予定です。第1期の審査会は令和6年7月上旬、第2期は10月上旬を予定していますが、詳細な日程は後日通知されます。
この補助金制度を利用するためには、湯沢市創業・開業支援スペース「ゆざわ-Bizハッチ」への登録が必須条件となっています。ここで指導を受け、確実な起業計画を立てることが求められます。「ゆざわ-Bizハッチ」は湯沢市大町二丁目1番60号にあり、電話やメールでの問い合わせも可能です。
申請に必要な書類や詳細な要綱については、市のウェブサイトからダウンロードできるようになっています。この制度を通じて、湯沢市は新たな事業の創出を促進し、地域経済の活性化と雇用機会の拡大を図ることを目指しています。起業を考えている方にとっては、初期投資の負担を軽減できる貴重な機会となるでしょう。
⇒ 詳しくは湯沢市のWEBサイトへ