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2024年9月10日

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ものづくり女子を支援!下松市で最大50万円の助成金制度開始

令和6年 下松市 ものづくり女子チャレンジ応援助成金

「ものづくり女子チャレンジ応援助成金」は、山口県下松市が行っている女性の就業を支援するための助成金制度です。この制度は、ものづくり分野で新たに就業する女性に対して最大で50万円の助成金を提供することを目的としています。この助成金は、地域のものづくり企業において女性の活躍を促進し、地域経済の発展を支える一助となることを目指しています。

助成金の額は、基本的には新たに就業した女性一人につき10万円が交付されます。しかし、特定の条件を満たす場合にはさらに加算される仕組みが整えられています。例えば、新卒として初めて就業する場合、または他の地域から下松市に移住して就業するU・Iターンの場合には、それぞれ20万円が追加で支給されます。この新卒加算とU・Iターン加算は併用が可能であり、最大50万円までの助成を受けることができます。

助成金の対象となるためには、いくつかの要件を満たす必要があります。まず、申請時点で令和6年4月1日以降に「ものづくり女子就業推進事業者」において週30時間以上の無期雇用契約に基づいて就業していることが求められます。障害者雇用の場合は、週20時間以上の就業が条件となります。また、就業後は1年以上下松市に居住し、その後5年以上継続して勤務し続ける意思が必要です。さらに、新規雇用であることが求められ、転勤や出向、出張、研修などによる勤務地の変更は対象外です。

新卒就業の場合には、学校を卒業した年度から3年以内に初めて就業することが要件となり、U・Iターンの場合は、山口県外に1年以上居住した後に下松市に移住し、住民票を移動していることが条件となります。

申請方法については、下松市産業振興課へ郵送または持参で提出する形となります。申請は一人一回限りであり、受付期間は令和7年4月2日から令和11年3月30日までです。ただし、予算に達した時点で受付は終了しますので、早めの申請が推奨されます。

必要な提出書類には、助成金交付申請書兼請求書、住民票の写し、就業証明書、雇用契約書の写し、雇用保険被保険者資格取得等確認通知書の写しなどがあります。新卒の場合には卒業証書の写しが、U・Iターンの場合には県外から下松市に移住したことを証明する書類が必要です。また、障害者の場合にはその証明書の写しも求められます。

この助成金制度は、ものづくり分野で新たに働く女性を経済的に支援し、地域での長期的な定着を促進することを狙いとしています。興味を持たれた方は、詳細な条件を確認し、必要書類を揃えて早めに申請されることをお勧めします。

⇒ 詳しくは下松市のWEBサイトへ

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