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2024年2月4日

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アニメと厚労省のコラボが実現!電子処方箋普及の新たな試み

TVアニメ『薬屋のひとりごと』とタイアップします(厚労省)

厚生労働省が、医療の現代化を一層推進する新たな試みとして、電子処方箋の認知度向上に乗り出しました。

この取り組みの一環として、人気TVアニメ『薬屋のひとりごと』とのコラボレーションが発表されました。2023年10月21日より、毎週土曜の深夜に日本テレビ系列で放送されているこのアニメは、薬と毒に関する知識を軸に、宮廷で起こる謎を解き明かしていくストーリーです。

この物語の主人公は、元薬師の少女で、彼女の冒険を通じて、視聴者は健康や医療に関する貴重な学びを得ることができます。

電子処方箋とは、従来の紙ベースの処方箋をデジタル化したもので、医療機関や薬局が患者の薬剤情報をリアルタイムで共有できるようになります。これにより、重複して薬を処方されるリスクの低減や、薬の飲み合わせによる副作用の防止が期待されています。このシステムの導入により、患者はより安全で効果的な治療を受けられるようになることが期待されています。

この啓蒙活動のために、厚生労働省は特別なポスターや専用ウェブサイトの開設など、様々な方法で情報を提供しています。これらの広報資材は、全国の医療機関や薬局に配布され、日本国民に対しても電子処方箋のメリットを広く知らせることを目指しています。

アニメ『薬屋のひとりごと』の背景にあるのは、謎多き後宮で生きる猫猫(マオマオ)という少女の物語です。彼女はかつて薬師として働いていましたが、現在は後宮でのさまざまな問題に直面しています。彼女の知識と推理力が、後宮で起こる謎を解明する鍵となります。このアニメは、視聴者に薬と毒に関する知識を提供するだけでなく、物語を通じて医療への理解を深める機会を提供しています。

厚生労働省は、このタイアップを通じて、より多くの人々が電子処方箋の存在を知り、その利用を検討するきっかけになることを願っています。医療機関や薬局でのポスター掲示、専用サイトの設立、さらには広報誌への掲載などを通じて、国民一人ひとりが安全で効率的な医療を受けられるよう、情報の普及に努めています。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ