労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • エネルギー効率改善率を2030年までに2倍に!「省エネルギー・非化石エネルギー転換技術戦略2024」

2024年5月20日

労務・人事ニュース

エネルギー効率改善率を2030年までに2倍に!「省エネルギー・非化石エネルギー転換技術戦略2024」

「省エネルギー・非化石エネルギー転換技術戦略2024」を策定(経産省)

2024年5月14日、資源エネルギー庁と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、新しいエネルギー戦略「省エネルギー・非化石エネルギー転換技術戦略2024」を公表しました。この戦略は、2050年のカーボンニュートラルを目指す上で、省エネルギー技術や非化石エネルギーの研究開発と普及を推進することを目的としています。

この戦略には、省エネルギー技術の進化だけでなく、再生可能エネルギーへの転換を加速するための具体的な技術分野が定められています。これにより、国内外で進行中の脱炭素化への動きに対応し、持続可能な社会構築への貢献を目指します。

昨年、世界のエネルギー効率の改善を求める声が高まり、COP28で2030年までにエネルギー効率改善率を2倍にする目標が掲げられました。日本もこのグローバルな目標に対応するため、これまでの省エネ努力に加え、技術革新を進めることが不可欠です。

具体的には、「省エネルギー・非化石エネルギー転換技術戦略2024」において重要視される技術分野を「重要技術」と定義し、これをガイドラインとしてNEDOの支援プログラムや企業の研究開発計画の策定に活用することで、実用化への道を加速します。これには、NEDOの助成事業を通じた資金援助も含まれます。

この新戦略の策定により、日本は2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、省エネルギー及び非化石エネルギー転換技術の開発と普及に更に力を入れていくことになります。技術革新と社会実装の進展は、国内外の環境問題に対する取り組みに大きく貢献すると期待されています。

以上の情報は、エネルギー環境分野に関心のある方々にとって重要なものです。将来のエネルギー戦略や技術開発に関する動向を把握し、関連分野でのキャリアや研究のチャンスを見出すための参考として活用していただきたいと思います。

⇒ 詳しくは経済産業省のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ