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2024年6月4日

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サステナブルツーリズム支援開始!最大500万円の補助金で地域観光資源を守る

「観光振興事業費補助金(地域の魅力を後世に繋ぐサステナブルツーリズムコンテンツ高度化事業)」に係る計画の公募を開始します(観光庁)

令和6年5月27日、観光庁は「観光振興事業費補助金(地域の魅力を後世に繋ぐサステナブルツーリズムコンテンツ高度化事業)」の公募を開始しました。この事業は、地域の自然や文化、歴史、産業などを活用し、サステナブルな観光コンテンツを高めることを目的としています。特に、観光利用を地域資源の保全に還元するための循環システムを構築し、旅行者の体験価値と満足度を向上させるための取り組みを支援します。

新型コロナウイルスの影響で観光業は大きな打撃を受けましたが、その後、高消費層を中心にサステナブルツーリズムへの関心が急増しています。この流れを受け、日本各地での観光の質を高めることが求められています。特に、専門ガイドによる現地案内や解説の質の向上が重要とされ、インバウンド対応の多言語化や安全対策の充実も求められています。しかしながら、これらの課題を解決するためには、人材不足や既存施設の改修など多くの取り組みが必要です。

今回の事業では、サステナブルツーリズムの推進を目的とした計画に基づき、地域の公共団体や観光地域づくり組織(DMO)、民間事業者などが参加します。具体的には、既存施設の改修や新しい設備の導入、必要な物品の購入などが支援対象となります。これにより、地域の観光サービス全体の水準を向上させることを目指しています。

補助金は、計画ごとに最大500万円まで支給され、その補助率は経費の1/2以内と定められています。申請は電子メールでのみ受け付けており、紙媒体やCD-ROMなどの提出はできません。申請書類はWord、Excel、PowerPoint形式で提出する必要があります。提出先は観光庁の専用メールアドレスで、申請期限は令和6年7月8日(月)の14:00までとなっています。

この事業を通じて、地域の観光資源を持続可能に保護しつつ、その魅力を最大限に引き出す取り組みが推進されます。これにより、観光地としての魅力が高まり、地域全体の経済活性化にも寄与することが期待されています。地域に根ざした自然や文化、歴史を守りつつ、新たな観光体験を提供するための取り組みが進められます。

観光庁では、今回の事業が地域の魅力を高め、観光客にとってより魅力的な観光地づくりに寄与することを目指しています。これにより、地域の持続可能な発展が促進され、観光業界全体の活性化が期待されます。興味のある地方公共団体や観光地域づくり組織、民間事業者の皆様は、ぜひこの機会を活用して、地域の観光資源の保全と発展に貢献してください。

⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ

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