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2024年7月21日

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サポート詐欺の実態に迫る!実際の電話番号にかけたやり取りを収めた動画をJC3が公開

サポート詐欺の電話番号に電話をかけてみた(動画公開)(JC3)

JC3が行っているサポート詐欺の調査や観測の一環として、実際にサポート詐欺の警告画面に表示される電話番号に電話をかけ、そのやりとりを記録した動画を公開しました。この動画では、詐欺の手口や対応方法を実際のやりとりを通じて紹介しています。詐欺師がどのように被害者を騙そうとするのか、その手口が詳細にわかる内容となっており、視聴者が詐欺に対する警戒心を高めるための貴重な情報源となります。

詐欺の手口は巧妙で、被害者に信憑性のあるように見せかけるため、さまざまな手段を用います。電話でのやりとりの中で、詐欺師は偽のサポートスタッフとして振る舞い、個人情報や金銭を引き出そうとします。この動画では、そのような詐欺師の手口をリアルに再現しており、視聴者が実際にどのような状況に直面するのかを理解することができます。

この取り組みは、詐欺被害を未然に防ぐための教育的な側面を持っており、特にインターネットや電話を通じた詐欺に対する警戒を呼びかけるものです。動画を通じて、詐欺の危険性や対策を広く知ってもらうことで、多くの人々が被害に遭わないようにすることを目的としています。詐欺の手口を知り、冷静に対応することが重要ですので、ぜひこの動画をご覧いただき、詐欺に対する知識を深めてください。

テクニカルサポート詐欺調査 電話をかけてしまった場合に何が起こるのか 動画はこちら(JC3)

動画の内容としては以下のような内容です。

テクニカルサポート詐欺についての調査では、電話をかけてしまった場合に起こることを詳しく説明しています。動画の内容を以下に要約します。

最初に電話がつながると、相手は「マイクロソフトのサポートセンター」を名乗ります。ここで、パソコンに問題があるとして、その解決のために指示を始めます。まず、キーボードの特定のキーを押すように指示されます。相手の指示通りに進めると、パソコンの画面に特定のコマンドやフォームが表示されます。相手はこれを利用してパソコンのリモートアクセスを取得しようとします。

次に、パソコンの画面に「サポート接続」の画面が表示され、相手は「ロケットコード」を入力するよう指示します。この段階で、相手は実際にパソコンにアクセスし、問題があると見せかけてさらに詳細な情報を収集します。ここで、銀行振り込みやクレジットカードの情報を尋ねられます。相手は、セキュリティのためにこれらの情報が必要だと主張します。

その後、パソコンに「修理が必要」として5万円ほどの費用がかかると説明され、支払いを要求されます。この支払いにはクレジットカードが必要であるとし、カードの詳細を入力するよう求められます。

このような手口は非常に巧妙で、被害者にパソコンが深刻な問題に直面していると信じ込ませ、最終的には金銭を騙し取ることを目的としています。もしこのような電話を受けた場合は、決して指示に従わず、電話を切ることが重要です。また、実際のサポートセンターはこのような手法を使わないため、疑わしいと思ったら公式のサポートに直接連絡することが推奨されます。

⇒ 詳しくは一般財団法人 日本サイバー犯罪対策センターのWEBサイトへ