2024年3月2日
労務・人事ニュース
サンマ資源保護調査に貢献 開洋丸乗組員の挑戦

令和5年度人事院総裁賞(第36回)受賞について(水産庁)
日本の公務員が国民生活や安全に大きく貢献することを称える「令和6年度人事院総裁賞」の授賞式が行われました。この賞は、長年にわたる献身的な努力と高い専門性を発揮し、行政サービスの向上や国民の生活の質の向上に貢献した個人やチームに対して贈られます。昭和63年の創設以来、この賞は、国家公務員のモチベーションの向上と社会への貢献を目的としています。
今年度の受賞者には、海上保安庁、金融庁、法務省、水産庁、国土交通省、気象庁など、様々な部門からの候補者が選ばれました。特に注目を集めたのは、水産庁の漁業調査船「開洋丸」の乗組員一同です。彼らは、厳しい冬期の北太平洋での調査に挑み、サンマ資源の持続可能な利用に向けた貴重なデータを収集しました。この調査は、科学的根拠に基づく漁業管理の強化と、日本の魚食文化の保全に大きく貢献するものでした。
この賞の授与は、公務員が国民の期待に応え、日々の業務を通じて社会に貢献していることを広く社会に認識してもらう機会となります。また、受賞者たちの優れた業績は、他の公務員にとっても励みとなり、公務員全体のサービス向上への意識とモチベーションを高めることが期待されています。
⇒ 詳しくは水産庁のWEBサイトへ