2024年11月21日
労務・人事ニュース
シニア世代も活躍できる多様な働き方!短縮勤務で生まれる心理的安心とその効果
エルダー 2024年11月号(JEED)
2024年11月号の「エルダー」では、多岐にわたるテーマで高年齢者の活躍や働きやすい環境の実現に向けた情報が掲載されています。今号のリーダーズトークでは、大東建託株式会社の田中良昌氏が、短縮勤務など柔軟な勤務形態を用意することで現役世代の心理的安心を高める取り組みを紹介しています。これにより、仕事とプライベートの両立が図られ、職場全体の働きやすさが向上しているといいます。
特集では、「令和6年度 高年齢者活躍企業コンテスト」の優秀賞を受賞した企業が取り上げられ、次世代への技術や技能の継承、高齢社員の戦略的な活用事例が紹介されています。釧路スバル自動車株式会社、株式会社新日東電化、まいばすけっと株式会社など、多様な地域から選ばれた企業が、高年齢者が活躍できる環境を整え、持続可能な働き方を実現しています。これらの企業は、高齢者の能力を活かし、組織の成長にも貢献しています。
また、株式会社パーソル総合研究所の河野朝子氏による「シニア社員を活かすための面談入門」シリーズの最終回では、シニアの活躍支援に必要な「躍進行動」について解説されています。シニア世代が能力を最大限に発揮するためのアプローチが、具体的な事例を交えて説明されています。
高齢者の職場探訪では、茨城県の日新健商株式会社のサテライト水戸が紹介され、地域で活躍する高齢者の姿が描かれています。さらに、日本史にみる長寿食では「ブロッコリー」を取り上げ、栄養価の高さや健康に与える効果についての考察がなされています。
今月号には他にも、「技を支える」コーナーで鉄道模型の製作に携わる稲見行雄さんが、精度0.1ミリ単位で実物を再現する技術について語っています。また、脳力アップトレーニングの連載では、篠原菊紀氏による熟語穴埋めクイズが掲載されており、読者の脳の活性化を図る内容となっています。
次号の予告や編集後記も含め、多彩なコンテンツが詰まった「エルダー」11月号は、シニア世代や働き方改革に関心のある読者にとって、充実した読み物となっています。