2024年2月29日
労務・人事ニュース
デジタルで触れる歴史:愛知と長崎で展開する「Pokémon GO」の新プロジェクト

地域の魅力・歴史的建造物を『Pokémon GO』で再発見!~第7弾!愛知県津島市、長崎県長崎市~(国交省)
国土交通省が、地域の歴史や文化を新たな視点で再発見するため、「Pokémon GO」の開発運営会社Nianticと協力して、歴史的建造物を紹介するポケストップの設置を推進しています。この取り組みの第7回目として、愛知県津島市と長崎県長崎市が選ばれました。これらの都市では、新しく設置されたポケストップを通じて、「建造物の説明」や「歴史まちづくりの取り組み」が紹介されることになります。これにより、これらの地域の歴史や魅力に触れる機会が提供されます。
このプロジェクトは、全国の歴史的風景や文化を守り、活性化することを目的としており、これまでに14都市で実施されています。今後も更に多くの都市でこの取り組みが展開される予定です。歴史まちづくりに取り組む都市は、「地域の歴史的風景の維持及び向上に関する法律」に基づき、国から特別な認定を受けています。
津島市では、鎌倉時代から室町時代にかけての歴史が色濃く残る湊町として、また津島神社の門前町として繁栄してきました。こうした歴史的背景を持つ津島市では、ユネスコ無形文化遺産に登録された「尾張津島天王祭」や茶の湯文化、伝統的な水辺の生業などが今もなお受け継がれています。
長崎市は、江戸時代に開港した貿易港として発展し、「和華蘭(わからん)文化」と呼ばれる独自の歴史文化を育んできました。この地域では、大浦天主堂や旧グラバー住宅など、世界文化遺産にも登録された歴史的建造物があり、これらを生かしたまちづくりが行われています。
このようにして、「Pokémon GO」を通じて地域の歴史や文化を再発見し、次世代に伝えていく取り組みは、地域の活性化にも寄与しています。このプロジェクトは、歴史的建造物の保護と活用、伝統文化の継承に加え、地域住民や訪問者にとって新たな魅力となっています。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ