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2024年10月24日

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三好市発、地域経済を支えるローカル10,000プロジェクトで新規雇用を創出

令和6年 三好市 ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)に係る事業

地域経済の活性化を目指す「ローカル10,000プロジェクト」が、2024年10月10日から新たに募集を開始しました。このプロジェクトは、地域資源や人材を活用した新しいビジネスを立ち上げたい民間事業者に向け、初期投資の支援を行うものです。産学官金の連携を通じて、地域に根ざした経済循環を創り出すことを目指しており、将来にわたって地域に富をもたらす仕組み作りを推進しています。地方と国、民間企業が一体となって、地域の経済成長を目指すこの取り組みは、地域経済の自立的発展を後押しする重要な役割を果たします。

プロジェクトの具体的な流れとしては、まず地域密着型のビジネスを始めたい事業者が、三好市や地域の金融機関に相談することから始まります。次に、三好市地域経済循環創造事業補助金の交付申請を行い、審査を経て事業が承認されると、三好市が総務省へローカル10,000プロジェクトを申請します。総務省の審査を通過すれば、補助金と融資を組み合わせて初期投資資金を確保することができ、事業を安定的にスタートさせることが可能です。

この補助金の対象となる事業は、総務省の要件に従い、地域経済循環に寄与するものである必要があります。さらに、三好市総合戦略の目標達成に貢献し、市内での新規雇用創出が見込まれることが条件です。また、地方公共団体が抱える地域課題の解決に資するもので、他の自治体にも新しいモデルとなるような事業が求められています。特に、融資額が補助金と同額以上であり、無利子・無担保の融資が条件となる点も重要です。

補助金の対象となる経費は、事業に必要な施設整備費や機械装置費、備品費、さらに地域の大学と連携して行う調査研究にかかる経費が含まれます。ただし、事業者自身が行う調査研究の費用は対象外となります。また、補助金額は事業の規模や融資額によって異なり、例えば、融資額が補助金の2倍以上の場合、最大5,000万円が支給されます。1,000円未満の端数は切り捨てられることになっています。

申請を希望する事業者は、事前相談が必要です。事前相談は、平日の午前9時から午後5時まで、三好市役所の地方創生推進課で行われます。相談には予約が必要で、担当者が不在の場合には相談を受けられない可能性もあるため、必ず事前に電話で予約を取ることが求められます。

申請期間は2024年10月11日から11月8日までとなっており、祝日を除く平日のみ受付が行われます。申請には、三好市地域経済循環創造事業補助金交付申請書や総務省が定める実施計画書、収支計画書、工程表など、複数の書類が必要です。また、税の未納がないことを証明する書類も提出する必要があります。

この補助金は、2025年度に国へ申請される事業に対して適用されるもので、総務省の審査を通過しない場合や市の予算が承認されない場合、補助金は交付されません。地域経済の持続的な発展を目指すこの取り組みは、地域の事業者にとって大きなチャンスとなるでしょう。興味のある事業者は、早めに事前相談を行い、申請手続きを進めることをお勧めします。

⇒ 詳しくは三好市のWEBサイトへ

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