2024年7月3日
労務・人事ニュース
下関産木材利用促進、補助金最大100万円で事業者募集開始
令和6年 「しものせ木」木材利用促進事業費補助金の事業者を募集
下関市では、地域の木材利用を促進するための補助金制度が新たに始まりました。2024年5月22日に更新された情報によれば、この制度は下関産の木材を用いた木工製品の市販化を目指す事業者を支援するものです。補助金は、事業者が主体的に販路を拡大し、地域産木材の利用と販売促進を図ることを目的としています。
対象となる事業者は、下関産のスギ、ヒノキ、マツ、イチョウ、クスノキ、クヌギなどの木材を使って木工製品を制作する事業者で、下関市内に本店または主要な事業所を持つ必要があります。ただし、過去に「しものせ木」木材利用促進業務や林業振興推進業務を実施した事業者は申請できません。また、申請の際には市内産地であることを確認できる資料の提出が求められます。
補助対象となる事業は、下関産木材を利用した木工製品の市販化に向けた取り組みです。詳細については、交付要綱の別表を参照することが推奨されています。事業の実施期間は交付決定日から2025年3月31日までとなっており、事業実績報告の際には、製作した木工品とその販売先に関する資料の提出が必要です。
補助金の額は、対象経費の全額で、1事業者あたり上限100万円です。2024年度の予算は200万円となっています。
申請手続きは、2024年5月22日から6月21日までの期間に受け付けられます。郵送での申請の場合は6月21日必着です。申請書は下関市のウェブサイトからダウンロードでき、必要事項を記入の上、農林水産振興部農林水産整備課へ持参または郵送で提出する必要があります。持参の場合は、平日の午前8時30分から午後5時15分までの受付となります。申請は予算の範囲内で先着順に受け付けられ、不備がある場合は修正後に受付が行われます。
申請に必要な書類には、補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、最新決算年度の財務諸表、登記事項証明書、市税の滞納がない証明書の写しなどが含まれます。法人格がない場合は、目的、名称、所在地、資産総額、代表者の氏名および住所を記載した書類の提出が必要です。
これらの書類は、下関市の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。地域の木材利用を促進し、販路拡大を目指す事業者の皆様は、この補助金制度を活用して、下関産木材の魅力を広める取り組みをぜひ進めてください。
⇒ 詳しくは下関市のWEBサイトへ