2025年1月4日
労務・人事ニュース
中小トラック運送事業者向け!令和6年度自動点呼機器助成金
令和6年度 自動点呼機器導入促進助成事業について(全日本トラック協会)
令和6年度、自動点呼機器導入促進助成事業が全日本トラック協会によって発表されました。この事業は、中小トラック運送事業者の安全確保を目的とし、運行管理の効率化と安全性の向上、さらに労働環境の改善や人手不足の解消に寄与する取り組みです。本助成事業により、会員事業者が導入する自動点呼機器の費用負担を軽減する支援が行われます。
本助成の対象は、各都道府県トラック協会に所属する中小トラック運送事業者です。中小事業者としての要件は、中小企業基本法に基づき、資本金が3億円以下または従業員数が300人以下の事業者とされています。
助成対象となる自動点呼機器は、国土交通省の認定を受けたものに限られます。また、令和6年4月1日以降に契約または利用開始した機器が対象となります。申請時には、国土交通省に提出し受理された「業務後自動点呼の実施にかかる届出書」の写し(受付印が押印されたもの)が必要です。
助成額は、機器の導入費用を上限10万円として補助します。これには、機器本体だけでなく、周辺機器、セットアップ費用、契約期間中のサービス利用料も含まれます。なお、安全性優良事業所(Gマーク事業所)を有する事業者については、申請台数が最大2台(上限20万円)まで認められます。
本助成事業に関する詳細情報や申請手続きについては、各都道府県トラック協会が窓口となります。また、事業内容に関するお問い合わせは、全日本トラック協会の経営改善事業部(電話番号:03-3354-1056)までご連絡ください。
この助成事業は、トラック運送業界における安全性の向上を目指し、より良い運行管理環境の実現を支援する取り組みとして、関心を集めています。該当する事業者の方は、ぜひこの機会に助成金を活用し、自動点呼機器の導入をご検討ください。
⇒ 詳しくは全日本トラック協会のWEBサイトへ