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2024年5月19日

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中小企業の輸出を後押し!ジェトロ、グローバル5地域に非食品サンプルショールーム開設

世界5地域で、非食品のサンプルショールームを初めて設置 ―中堅・中小企業等の輸出実現を支援―(JETRO)

2024年5月13日、ジェトロは世界5地域(北米、欧州、北東アジア、東南アジア、中南米)にて、初の非食品日本製品サンプルショールームを開設すると発表しました。この新しい取り組みは、日本の中堅および中小企業や個人事業主が海外市場への輸出を目指す上で大きな支援となることが期待されています。

サンプルショールームでは、現地のバイヤーが直接製品を手に取り、検証することが可能です。これにより、各地の文化や生活習慣に合わせた適切な商品選びが行えるため、商談や契約に至るチャンスが増えると見込まれています。展示される製品は、定期的に更新され、オンラインでの商談も行われます。

ジェトロは、展示会や他の事業と連携し、これらのサンプルショールームを広くPRする計画です。また、専用のオンラインカタログサイト「Japan Street」を通じて、バイヤーに対して製品情報を効果的に伝え、関心を喚起することを目指しています。

このプロジェクトは、2022年12月にスタートした「新規輸出1万者支援プログラム」の一環として展開されており、すでに多くの企業がこのプログラムに登録しています。ジェトロはこのプログラムを通じて、新たに輸出に取り組む企業や、海外での販路拡大を目指す企業の支援を強化しています。

さらに、「新輸出大国コンソーシアム」という新しい支援体制も導入されており、こちらでは海外展開を目指す企業が、戦略の策定から実行に移るまでの各ステージで、専門家のサポートを受けることができます。これにより、企業はより具体的かつ効果的な海外戦略を実行できるようになります。

今回のサンプルショールーム開設の第一弾は、上海で化粧品および美容関連製品の展示が5月13日から始まりました。これに関連して、「China Japan Street」というオンラインプラットフォームとの連携も計画されており、中国のバイヤーを対象にした情報発信が行われます。その他の地域での展示も準備が整い次第、ジェトロのイベント情報ページを通じて案内される予定です。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ