労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 中小企業向け!温室効果ガス排出量可視化システム導入で最大10万円の補助

2024年8月4日

労務・人事ニュース

中小企業向け!温室効果ガス排出量可視化システム導入で最大10万円の補助

令和6年 自社の温室効果ガス排出量を算定しよう!「古賀市温室効果ガス排出量可視化システム導入費補助事業」

古賀市は、市内の中堅・中小企業の脱炭素経営を支援するため、温室効果ガス排出量を可視化するシステムの導入に対する補助金制度を開始しました。この取り組みは、自社の排出する温室効果ガスの量を把握し、持続可能な経営を推進するためのものです。以下に、その詳細を説明します。

対象となるのは、古賀市内に事業所を持つ中堅企業及び中小企業で、令和6年4月1日以降に可視化システムを導入し、過去に同様の補助金を受けたことがない事業者です。中堅企業とは、常時雇用する従業員が2,000人以下の会社や個人であり、中小企業は、中小企業基本法に基づく規定により定義されます。

補助対象となるシステムは、環境省及び経済産業省が定めるガイドラインに準拠し、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量をScope1、Scope2、Scope3に区分して算定できるものです。このシステムの導入および使用にかかる経費が補助の対象となります。具体的には、システム導入にかかる初期費用と、システムの使用料、操作方法や算定方法に関するサポート費用が含まれます。

補助金の額は、補助対象経費の2分の1で、上限は10万円となります。申請は1団体につき1回限りです。

申請手続きは、まず導入する可視化システムを検討し、見積書を作成するところから始まります。次に、補助金交付申請書や必要書類を古賀市役所環境課に提出します。必要書類には、事業計画書、収支予算書、誓約書兼同意書、法人登記簿謄本または個人事業主の場合は確定申告書、導入システムのパンフレット、見積書などがあります。

申請が受理された後、令和7年3月中旬頃までに補助金実績報告書を提出し、その後、額確定通知書を受け取ります。最終的には、令和7年3月31日までに補助金請求書を提出し、補助金の支払いを受けることができます。

申請の受付期間は令和7年3月31日までですが、2月以降の申請を予定している場合は、事前に環境課に相談する必要があります。補助金に関する詳細や様式については、古賀市の公式ウェブサイトからPDFファイルをダウンロードして確認できます。

この補助金制度は、企業が持続可能な経営を目指す上で大いに役立つものであり、環境負荷の軽減と経営効率の向上を同時に実現するための重要なステップとなります。企業の皆様には、ぜひこの機会を活用して、自社の温室効果ガス排出量の可視化に取り組んでいただきたいと思います。

⇒ 詳しくは古賀市のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ