労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 中東市場を攻略!ガルフード2024でのジャパンパビリオンの躍進

2024年3月18日

労務・人事ニュース

中東市場を攻略!ガルフード2024でのジャパンパビリオンの躍進

中東最大級の食品見本市 「ガルフード2024」に ジャパンパビリオンを出展 ―調理デモ メインスポンサーとして日本産水産物をPR―(JETRO)

ジャパンパビリオンが、2024年2月19日から23日にかけてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催された「ガルフード2024」という大規模な食品見本市に出展されました。このイベントは中東地域では最大級の規模を誇り、世界各国から多数のバイヤーや業界関係者が集まる重要な商談の場として知られています。ジャパンパビリオンには、水産品や水産加工品、調味料、茶などさまざまな日本産食品を扱う25社が出品し、中東市場における販売網の拡大に努めました。

ドバイでは近年、日本食レストランの急増とともに、寿司や刺身などの日本食に対する関心と人気が高まっています。特に富裕層の間では、日本食の品質と独特の風味が高く評価されており、新たなビジネスチャンスとして注目されています。

この流れを受けて、ジャパンパビリオンでは、北海道産ホタテを含む日本産の水産物を広くPRするために、有名シェフによる調理デモンストレーションや試食会を実施する「トップテーブル(Top Table)」というイベントをメインスポンサーとして支援しました。このイベントでは、ドバイの一流シェフが日本産水産物を使った様々な料理を披露し、来場者にその魅力を伝えました。

ガルフード2024では、世界中から集まったバイヤーや専門家の注目を集め、ジャパンパビリオンのブースは連日大盛況でした。出展企業からは、UAEをはじめとする中東地域やインド、サウジアラビアなどからのバイヤーとの有意義な商談が行われたとの声が上がっています。また、新商品を対象とした「ガルフード・イノベーションアワード」では、ジャパンパビリオン出展企業の一つであるKYネクスト社の牡蠣が冷凍・冷蔵商品部門で最優秀賞を獲得しました。

この見本市を通じて、中東地域における日本産水産物の市場開拓の可能性が高まることが期待されています。特に、調理デモンストレーションや試食に参加した来場者からは、日本産水産物の品質と独特の味わいが高く評価され、今後もこの地域での需要拡大が見込まれます。

トップテーブルでの試食を通じて、ドバイの有名シェフたちが日本産水産物の取り入れを検討するなど、現地での日本食のプレゼンス向上に寄与したことは、今後のビジネス展開においても非常に有望な兆しです。

こうした取り組みは、中東市場における日本産食品の魅力を伝え、新しいビジネス機会を創出する上で重要な意義を持っており、ガルフード2024における日本の活動は大きな成功を収めたと言えるでしょう。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ