2024年11月4日
労務・人事ニュース
丹波市農産物販路拡大支援、最大10万円の補助金で商談会出展をサポート
令和6年 丹波市 農産物展示商談会出展支援事業
2024年9月30日に更新された「農産物展示商談会出展支援事業」は、丹波市内の農業者を対象に、農産物の販路拡大を目的として支援を行うものです。この事業は、市内農業者の収益向上と丹波市産の農産物を広く認知させることを主旨としており、各種展示会や商談会に出展する際の費用を補助する内容となっています。
この支援事業の対象者は、丹波市内で認定を受けた農業者、規約を有する営農生産者組織、その他市長が認める団体などです。これらの団体や個人が参加する農産物展示会や商談会における出展料金が、補助対象の経費に該当します。
補助の条件として、出展料金が5万円以上である場合、その半額が補助されますが、補助金の上限は1件あたり10万円までとなります。1事業者が受け取れる年間の助成金額も10万円を上限としており、これは1,000円未満の金額は切り捨てとなります。例えば、出展料金が20万円であれば、補助金として受け取れる金額はその半額の10万円となり、それ以上の費用に対する補助は行われません。
申請を行う際には、いくつかの提出書類が必要です。まず、「補助金交付申請書および請求書」を提出し、その後、展示商談会に関わる請求書や領収書の写し、活動報告書、出展中の写真、さらに営農生産者組織の場合はその規約のコピーなどが必要となります。特に活動報告書には、展示会や商談会での販売実績や来訪者数などの具体的なデータを含める必要があり、これらの実績が支援金の交付に関わる重要な要素となります。
この支援事業は、丹波市の農産物の販売促進に寄与することが期待されており、地域の農業者が市場を広げるための大きなチャンスとなるでしょう。興味のある農業者や団体は、必要な書類を整え、早めに申請手続きを進めることが推奨されます。
⇒ 詳しくは丹波市のWEBサイトへ