2024年6月5日
労務・人事ニュース
主要6港の外国貿易貨物コンテナ数、3月は前年同月比4.9%減少
港湾統計速報(令和6年3月分)(国交省)
令和6年5月27日、総合政策局情報政策課交通経済統計調査室は、主要6港における外国貿易貨物のコンテナ個数に関する令和6年3月の速報値を発表しました。この発表によれば、東京港、川崎港、横浜港、名古屋港、大阪港、および神戸港の合計コンテナ個数は1,170,780TEUであり、前年同月比で4.9%減少しています。
輸出のコンテナ個数は572,491TEUで、前年同月比5.3%の減少となりました。一方、輸入のコンテナ個数は598,289TEUで、前年同月比4.5%減少しています。
各港の詳細なデータによると、東京港は合計342,438TEUで前年同月比7.1%減少、輸出が153,483TEUで6.8%減少、輸入が188,955TEUで7.4%減少しました。
川崎港は合計8,148TEUで前年同月比12.8%増加、輸出が3,747TEUで6.4%増加、輸入が4,401TEUで18.8%増加しました。
横浜港は合計245,435TEUで前年同月比5.2%増加、輸出が130,896TEUで6.9%増加、輸入が114,539TEUで3.4%増加しています。
名古屋港は合計229,336TEUで前年同月比1.6%増加、輸出が117,923TEUで1.2%増加、輸入が111,413TEUで2.0%増加しました。
大阪港は合計162,118TEUで前年同月比8.9%減少、輸出が70,510TEUで13.2%減少、輸入が91,608TEUで5.3%減少しています。
神戸港は合計183,305TEUで前年同月比16.0%減少、輸出が95,932TEUで17.5%減少、輸入が87,373TEUで14.4%減少しました。
この統計は「港湾調査(基幹統計調査)」に基づいており、対象港湾のうち主要6港のデータを速報値としてまとめたものです。これらの速報値は、今後「港別集計値」や「港湾統計月報」で改訂される可能性があります。コンテナ個数はTEU(20フィートコンテナ換算単位)で表されており、詳細な換算率については「港湾統計月報」を参照することができます。
今回のデータ発表は、主要6港における外国貿易の現状を把握するための重要な指標となります。特に、輸出入ともに減少傾向が見られることから、貿易活動の動向や港湾の運営状況を慎重に監視する必要があります。経済のグローバル化が進む中、港湾の効率的な運営と迅速な対応が求められています。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ