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2024年12月8日

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久留米市が認知症カフェ支援で補助金募集開始、地域活動を強化

久留米市認知症カフェ等運営支援事業補助金

久留米市が推進する「認知症カフェ等運営支援事業補助金」の募集が開始されました。この補助金は、認知症カフェの新規開設や既存の活動のさらなる充実を目指す団体を支援するもので、地域における認知症の理解促進と支援体制の強化を目的としています。この取り組みを通じて、認知症になっても住みやすい環境の実現や、家族の介護負担軽減、地域住民への啓発が期待されています。

募集期間は令和5年4月3日から開始されており、毎月末が締切日となります。ただし、予算に達した場合は期間内でも受付が終了するため、早めの申請が推奨されます。要綱や提出書類は久留米市の公式ホームページからダウンロード可能で、市庁舎6階の長寿支援課でも入手できます。申請書類は同課へ直接持参、郵送、またはメールで提出することができます。なお、事前相談を希望する場合は、来庁前に連絡が必要です。

補助対象となるのは、久留米市内で認知症カフェを開設する意欲があり、規則や経理区分が明確な団体です。宗教や政治活動を主たる目的としない団体であることも条件の一つです。また、活動にはいくつかの基準が設定されており、例えば月に1回以上の開催、1回の活動時間が2時間以上であること、認知症の人や家族が安心して交流できる場を提供すること、認知症に関する講習会の実施や情報提供などが求められます。さらに、市や地域包括支援センター、地域ボランティアなどと連携し、地域に開かれた活動を推進することが重要視されています。

補助金は、対象経費に基づき1,000円単位で交付され、原則として団体名義の口座への振り込みとなります。申請書類は返却されないため、コピーを取るなどして記録を残すことが勧められます。対象外となる経費についても要綱で明確に規定されているため、事前に確認することが必要です。

この支援制度は、地域住民全体の協力のもと、認知症についての理解を深め、地域社会の支え合いを強化する貴重な機会です。興味をお持ちの団体は、ぜひ積極的に応募を検討してみてください。

⇒ 詳しくは久留米市のWEBサイトへ

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