2024年11月1日
労務・人事ニュース
五條市、新規雇用就農者向けに最大30万円の補助金提供
令和6年 五條市新規雇用就農者応援補助金
五條市では、農業の振興と農業従事者の育成・確保を目的に「新規雇用就農者応援補助金」を提供しています。この補助金は、将来的に地域農業の担い手として自立し、地元での農業従事を目指す新規の雇用就農者や親元就農者に対して、農作業に必要な機材の購入費や資格取得費の一部を補助するものです。
補助金の対象となるのは、五條市内に住所を有し、以下の要件を満たす方々です。まず、就農から1年以内であること、市内で定住し、将来的に自立した農業経営を目指す意思を持っていること、年齢が49歳以下であることが求められます。また、市に対して納税義務を完了していること、過去に同様の補助金を受けていないことも条件となっています。
ここでいう雇用就農者とは、市内の農業経営者に新たに正規雇用された農業従事者を指します。一方、親元就農者とは、三親等以内の親族が経営する農業経営体に新たに従事し、家族経営協定に基づき役割が明確に定められている方を指します。家族経営協定では、農業専従者としての責任や、経営主からの専従者給与の支払いが規定されています。
補助金の対象となる費用は、主に農業に使用する機材の購入費と農作業に従事するための資格取得費です。これらの費用は、就農日の6か月前から1年以内にかかるものが対象となり、補助金額は最大30万円までとなります。ただし、補助金を受けた後、5年以内に離農した場合は、受け取った補助金の返還が求められることになります。
申請には、五條市が提供する各種申請書類の提出が必要です。詳細な要件や申請書のダウンロードについては、五條市の公式サイトに掲載されている「補助金交付要綱」および関連書類を確認することが推奨されます。この補助金は、地域の農業振興に寄与することを目的としており、農業従事者としての新たな一歩を踏み出す方々にとって有益な支援策となるでしょう。
⇒ 詳しくは五條市のWEBサイトへ