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2024年4月12日

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人流データ活用の新時代!バージョンアップされた可視化ツール

人流データ可視化ツールを更新(国交省)

令和6年4月2日に、人流データを簡単な操作で見える化し、分析できるソフトウェア「人流データ可視化ツール2.0」が公開されました。このツールは令和4年度に制作された試作版を基に、多くのユーザーから要望があったグラフ機能の追加や使い勝手の改善を行い、バージョンアップしました。オープンソースで提供されており、無料で使用や改変が可能です。

地方自治体などが人流データを効果的に使う方法に関心が高まっていることから、様々な取り組みを紹介する「人流データ利活用事例集」も作成されました。この事例集には、観光、交通、防災・防犯など多岐にわたる分野での人流データの活用事例18件が収録されています。これらの事例を通じて、どのようにデータが役立てられているのかを理解することができます。

さらに、「地域課題解決のための人流データ利活用の手引き(改訂版)」も公開されました。この手引きは、人流データの選定、取得から活用、提供に至るまでのプロセスを詳しく説明し、実際のユースケースも追加されているため、より具体的な活用方法を学べます。

人流データ可視化ツール2.0はGISソフト「QGIS」のプラグインとして機能し、簡単な操作で様々な人流データを視覚化し分析することが可能です。地方自治体や研究者だけでなく、一般のユーザーも無償でアクセスし利用することができます。

これらのツールや資料は、G空間情報センターの公式ウェブサイトおよび情報活用推進課の公式ページからダウンロードすることができます。これにより、より多くの人々が人流データの重要性を理解し、活用方法を学ぶ機会を得ることができるようになりました。

このように、人流データ可視化ツール2.0の更新と共に、人流データの活用を支援する資料の提供が行われています。これらの取り組みによって、地方自治体や企業、研究者などが人流データを用いた問題解決や施策の策定に役立てられることが期待されます。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ