2024年10月22日
労務・人事ニュース
介護職員初任者研修など最大8割補助!湧水町の介護人材育成支援事業でスキルアップを目指そう
令和6年 湧水町 介護人材育成支援事業補助金
介護人材育成支援事業補助金は、福祉分野において人材を確保し、育成するための支援策として、資格取得に関連する研修や試験にかかる費用の一部を補助する制度です。この補助金は、介護業界でのキャリアを目指す人や、復職を考えている人を対象とし、湧水町内に住む者に対して提供されます。具体的には、介護職員初任者研修や実務者研修、社会福祉士や介護福祉士の資格試験、さらには介護支援専門員(ケアマネジャー)の研修や試験などが補助対象となっています。
補助対象となる研修は、介護の現場で必要な知識やスキルを身につけるためのもので、例えば、認知症介護実践研修や主任介護支援専門員研修など、幅広い分野が含まれています。また、これらの研修や試験を受けるために必要な費用のうち、8割までが補助されることが大きな特徴です。ただし、他の公的機関からの補助がある場合には、その額を差し引いた後の8割が補助の対象となります。
補助を申請するためには、いくつかの要件を満たす必要があります。まず、申請日現在で湧水町に住所を有し、町税などを滞納していないことが条件となります。さらに、新たに勤務を開始した人や復職者の場合、その勤務開始日から1年以内に申請を行わなければなりません。一方で、自己研さんによる資格取得の場合は、資格取得日から1年以内に申請する必要があります。
申請にあたっては、終了証や合格証、在職証明書、受講料や受験料の領収書などが必要となります。これらの書類を揃えて、町内の長寿福祉課にある申請書に記入の上、提出する形となります。なお、補助金の申請は、対象となる研修ごとに1人1回のみ受けることができます。
この補助制度は、介護の現場で活躍する人材の確保と育成を目指しており、地域における福祉サービスの充実に寄与することが期待されています。介護業界でのキャリアを考えている方や、スキルアップを目指す方には、大変有益な支援策です。もし興味がある場合は、詳細を確認の上、早めに申請手続きを行うことが推奨されます。長寿福祉課の介護保険係が窓口となっており、具体的な問い合わせについては、栗野庁舎内の担当部署に電話で確認することができます。
⇒ 詳しくは湧水町のWEBサイトへ