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2024年7月24日

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仙台市、外国人介護士受け入れ費用を最大25万円補助

令和6年 仙台市外国人材受入費用補助金

仙台市は、多様な人材の活用を推進するため、介護サービス事業者向けに外国人材受入費用の補助金を交付する取り組みを行っています。令和6年度の申請が開始されており、対象となる事業者は市内の介護サービスを提供する法人です。ただし、居宅療養管理指導や福祉用具貸与など、一部の事業は対象外となります。

この補助金制度の目的は、技能実習制度、特定技能制度、EPA(経済連携協定)の在留資格を持つ外国人材を受け入れる介護サービス事業者を支援することです。申請の対象となる法人は、他の制度による補助を受けていないこと、そして外国人材が申請年度内に市内の介護サービス事業所で勤務を開始することが要件となっています。

補助金の対象となる外国人材は、技能実習、特定技能、EPAのいずれかの在留資格を有する者で、市内の介護サービス事業所で勤務を開始する必要があります。補助の対象経費には、技能実習計画の作成費用や入国に要する経費、日本語研修および介護実技研修費用などが含まれます。また、特定技能やEPAに関連する初期費用や紹介手数料、介護導入研修費用なども対象となります。

補助金額は、対象経費の2分の1に相当する金額で、外国人材1名あたり25万円が上限です。一法人が申請できる外国人材の人数は年度ごとに2名までと定められています。申請は所定の申請書類を仙台市健康福祉局介護保険課に提出することで行います。詳細な要綱や申請書は仙台市のウェブサイトからダウンロード可能です。

補助金交付の流れとしては、まず申請書を提出し、その後、市の審査を経て補助金が交付されることになります。ただし、予算の都合上、年度途中で受付が締め切られる場合があるため、早めの申請が推奨されます。

質問がある場合は、健康福祉局介護保険課にメールで問い合わせることができます。また、想定される質問と回答をまとめたQ&Aも公開されていますので、こちらも参考にしてください。

申請を考えている介護サービス事業者は、必要書類を準備のうえ、早めに手続きを進めることが重要です。外国人材の受け入れを支援するこの補助金制度を活用し、事業の発展に役立ててください。

⇒ 詳しくは仙台市のWEBサイトへ

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