2024年7月24日
労務・人事ニュース
仙台生産性ブースト補助金スタート!最大100万円の支援
令和6年 仙台生産性ブースト補助金(旧・仙台ITブースト補助金)
仙台市は新紙幣の流通に合わせて、事業者の業務効率化を支援する「仙台生産性ブースト補助金」を開始します。これは、従来の「仙台ITブースト補助金」を拡充したもので、新たにセルフレジや券売機、清掃ロボットなどの購入に対する補助金が含まれます。
以前は国の「IT導入補助金」に対する上乗せ補助金として運用されていましたが、今回の改正により、「中小企業省力化投資補助金」も対象に加わり、補助金の名称も変更されました。これにより、仙台市内の事業者は生産性向上のための幅広い取り組みが支援されることとなります。
新しい仙台生産性ブースト補助金は、国の補助金を受けた事業者に対して、さらに仙台市から最大100万円の上乗せ補助金を支給するものです。この補助金は「IT導入補助金」または「中小企業省力化投資補助金」の交付決定を受けた市内事業者が対象で、予算の上限に達するまで受付が行われます。申請期間は令和7年3月31日までです。
対象事業者は、中小企業の場合は仙台市内に本店を置いていること、個人事業主の場合は仙台市内に住民登録または事業所を有していることが必要です。また、他の法人の場合も主たる事務所を仙台市内に置いていることが求められます。さらに、「IT導入補助金」または「中小企業省力化投資補助金」の交付決定を受けていること、そして市税の滞納がないことが条件です。
補助金の支給額は、国の補助金交付決定通知書に記載された「補助対象経費」から「補助金の額」を除いた自己負担額に基づき、最大100万円まで支給されます。具体的には、自己負担額が30万円以下の場合はその金額が支給され、30万円を超える場合は、まず30万円が支給され、さらに30万円を超えた部分の2分の1が加算されます。
申請方法は、まず国の「IT導入補助金」または「中小企業省力化投資補助金」の交付決定を受けた後、申請書および必要書類を郵送で提出します。「中小企業省力化投資補助金」に関する申請書類は7月下旬に公開される予定です。詳細な手引きや必要書類の様式は、仙台市の公式ウェブサイトで提供されています。
「中小企業省力化投資補助金」は、中小企業がIoTやロボットなどの汎用製品を導入することで、生産性向上を目指す国の補助金です。一方、「IT導入補助金」は、中小企業が業務効率化や売上アップのためにITツールを導入する経費の一部を補助するものです。
仙台市は、これらの補助金を活用して業務効率化を図る事業者を支援し、地域経済の活性化を目指しています。補助金の利用を検討している事業者は、ぜひこの機会を活用してください。
⇒ 詳しくは仙台市のWEBサイトへ