2024年4月6日
労務・人事ニュース
令和4年度のリサイクル成果報告 容器包装の分別収集と再商品化の進展
令和4年度容器包装リサイクル法に基づく市町村の分別収集等の実績について(環境省)
日本各地の市町村では、廃棄物の分別収集とリサイクルを進めています。特に「容器包装リサイクル法」に基づいて、令和4年度における成果がまとめられました。これにより、様々な種類の廃棄物の収集とリサイクルの状況が明らかになります。
令和4年度において、無色のガラス製容器からプラスチック製容器包装、紙製容器包装、さらにはスチールやアルミ製容器まで、多岐にわたる素材のリサイクルが実施されました。たとえば、無色のガラス製容器は約28万トン収集され、そのうち約24万トンがリサイクルのために適合していました。同様に、ペットボトルは約31万トンが収集され、ほぼ全量が再商品化のために引き渡されました。
実施された市町村の数は多岐にわたり、例えば無色ガラスの場合、実施した市町村は1,646箇所で、全体の約94.5%に達し、人口カバー率は98.1%でした。これは、多くの地域でリサイクルが広く取り組まれていることを示しています。
プラスチック製容器包装では、約72万トンが収集され、うち白色トレイだけでなく様々なタイプが含まれています。全体としてリサイクルへの取り組みは拡大しており、年々改善されていることが窺えます。
この取り組みは、環境保護の観点からも重要であり、リサイクルを通じて資源の有効利用が進められています。市町村ごとの実施状況やリサイクル量の詳細は、各自治体や環境省の報告を通じて明らかにされています。
こうしたデータは、今後の環境政策やリサイクル推進策の策定に役立つ重要な情報源となります。リサイクルの取り組みをさらに推進し、環境に優しい社会の実現に向けた努力が求められています。
⇒ 詳しくは環境省のWEBサイトへ